新ジャガのそぼろ煮 旬の食感味わいごはんが進む
新ジャガイモに新タマネギなど、「新」がつく食材が旬を迎えています。ふつうジャガイモは、冬に植えて秋に収穫しますが、春から初夏に収穫するものを「新ジャガイモ」と呼びます。ふつうのジャガイモよりも皮が薄いのが特徴で、皮をむかずに丸ごと調理するのがおすすめ。新ジャガらしい皮の風味がしっかり味わえます。
今回は、新ジャガを和のおかずにしました。煮る前に揚げ焼きにするので、皮の食感が引き立ち、コクも増します。しょうが味のあんと鶏そぼろが好相性。ごはんが進む一品です。
・新ジャガイモ(小粒のもの)300グラム
・鶏ひき肉50グラム
・ショウガ1かけ(10グラム)
・サラダ油大さじ2
・A[砂糖・みりん各大さじ1/2、しょうゆ・酒各大さじ1、水300ミリリットル]
・B[片栗粉小さじ1、水小さじ2]
作り方(調理時間25分)
(1)イモはよく洗い、大きいものは半分に切る。ショウガはみじん切りにする。Bは合わせる。
(2)油を入れた鍋を中火で温め、イモを入れる。ゆっくり転がしながら4~5分揚げ焼きにしてとり出す。鍋の油をあける。
(3)同じ鍋にひき肉、ショウガ、Aを入れて中火にかけ、混ぜながら煮立たせる。
(4)肉の色が変わったら、イモを加える。煮立ったら落としぶたと鍋のふたをし、弱火にして約10分煮る。
(5)Bをひと混ぜして加え、とろみをつける。
ひとくちメモ
新ジャガイモの保存 水分を多く含み、いたみやすいので、1週間程度で食べきりましょう。袋から出して新聞紙などにくるみ、日光が当たらない風通しのよい場所で保存します。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2020年4月18日付]
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