春にぴったりサバ缶サンド 栄養豊富で食感さわやか
4月1日、フランスでは"poisson d'avril"(ポワソン・ダブリル=4月の魚)と呼ばれ、魚の形をしたパイやケーキを食べるそう。この魚は、4月にたくさんとれるサバを指すといわれています。それにちなみ、今日はサバ缶を使った料理を紹介しましょう。
栄養豊富で、骨までやわらかく食べられるサバ缶。長期間保存できるので、非常食として備蓄しておくのもおすすめです。サバ特有のにおいや脂っぽさが苦手、という人もぜひ今回のレシピはお試しを。粒マスタードがくさみをやわらげて食べやすく、タマネギの味と食感がさわやかな、春にぴったりのサンドイッチです。
・サバ水煮缶詰1/2缶(約100グラム)
・タマネギ20グラム
・粒マスタード小さじ2
・ニンジン1/4本(50グラム)
・塩少々
・A[レモン汁小さじ2、オリーブ油小さじ1/2、砂糖小さじ1/2、塩・こしょう各少々]
・グリーンリーフ2枚
・コッペパン2個
・オリーブ油大さじ1
作り方(調理時間20分)
(1)ニンジンは細切りにする。塩少々をふって約5分おき、水気をしぼる。ボウルにAを合わせ、ニンジンを加えて混ぜ、約10分おく。
(2)サバは汁気をきり、粗くほぐす。タマネギはみじん切りにする。サバとタマネギを合わせ、粒マスタードを混ぜる。
(3)パンは横に切り目を入れ、内側にオリーブ油を塗る。グリーンリーフ、(2)、(1)をはさむ。
ひとくちメモ
コッペパン 学校給食でおなじみ、紡錘形のパン。昔ながらの趣がありますが、最近では専門店ができ、再ブームになっています。フランスパンなどで作ると、また違った仕上がりに。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2020年3月28日付]
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