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味わいビール6種 サッポロライオン、浪速女子を魅了

日経MJ

カウンターでは目の前でドリンクを作ってもらえる
カウンターでは目の前でドリンクを作ってもらえる

サッポロホールディングス傘下のサッポロライオン(東京・渋谷)は2019年12月、大阪・梅田に「YEBISU BAR ホワイティうめだ店」をリニューアルオープンした。香りや味が違う6種類のビールを提供するほか、同店オリジナルのカクテルや料理も用意。梅田周辺で働くサラリーマンだけでなく、若者や女性からも人気を集めている。

YEBISU BARは現在全国で21店舗ある。ホワイティうめだ店は11年にオープンし、阪急大阪梅田駅に隣接する地下街「ホワイティうめだ」の北側エリアにあった。18年10月に閉店したが、19年に同地下街の東側エリアにバルや立ち飲み店を集めた飲食エリア「NOMOKA(ノモカ)」ができ、そこに移転開業した。

以前の店舗と比べ、店舗面積は縮小したが、入り口にはドアをあえて設けず、オープンな雰囲気に。「飲食店街にあるため、店への入りやすさを意識した」(担当者)という。店内には30席ほど設けているほか、入り口付近にバーカウンターも設置。1人で来店しても、カウンターで店員と話しながら、ビールや料理を楽しめる。

店には6種類のビールを用意。「エビスビール」のほか、うまみと香りが豊かなホップを原料に使った「エビスマイスター」、味わいがクリーミーな黒ビール「エビスプレミアムブラック」などを提供。季節に合わせて、期間限定のビールも年6回ほど出す。料金は1杯560円から。

果汁をビールと合わせたビアカクテルも10種類用意した。ミックスジュースとビールを合わせた「バナ・ナニワ」(600円)は同店のオリジナルメニュー。「ミックスジュースは大阪の名物で、出してみたところ、お客さんからの反応が良かった」。ビールが苦手な女性層に人気で、遠方からわざわざ同メニューを飲みに来る人もいるという。

料理にもこだわっている。通常メニューに加え、同店ではオリジナル料理を2品提供している。大阪名物の「粉もん焼き」(880円)と辛いタレがくせ味になる「しびから水ギョーザ」(680円)だ。通常メニューには粉ものや辛い料理が少なかったため、来店客の要望を取り入れ、開発したという。

現在、来店客の6割は仕事終わりのサラリーマン。だが、平日ランチの時間帯や週末には女性や若者も限定ビールや料理を求め、多く来店するという。

また、同社は全国のYEBISU BARでスタンプラリーを開催しており、来店客は飲み物を頼むとスマートフォンアプリ上でスタンプがもらえる。集めたスタンプ数でランキングも見られるため、若者を中心に人気が広がっている。

「ビール市場は若者離れになっているため、きっかけをつくり、ビールのおいしさを伝えたい」。同店は今後も積極的にオリジナルメニューの開発を進めるほか、イベントなども開催し、様々な年齢層の消費者を呼び込む狙いだ。

(松本晟)

[日経MJ 2020年3月18日付]

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