鯛のレンジ中華蒸し チンするだけで食欲をそそる香り
魚料理は手がかかると思っている人におすすめしたい、魚をおいしく手軽に味わえる1人分のレシピです。盛りつけて電子レンジでチンするだけ。あと片付けがラクなのも嬉しいですね。2人分の場合は、材料を2倍にして4~5分加熱します。
鯛といえば、ふつうは真鯛を指します。桜の時期に旬を迎えるので、この時期の真鯛は「桜鯛」と呼ばれ、珍重されます。脂がのり、なめらかな舌触りとしっかりとした歯ごたえが楽しめます。
蒸し器ではなく電子レンジで作ると魚のくさみが残るのでは、という心配は無用です。一緒に加えるネギとショウガがくさみを消し、紹興酒とオイスターソースが食欲そそる香りをプラスしてくれます。加熱後の皿は熱くなるので、やけどに注意を。
・鯛の切り身(1切れ・約100グラム)
・A[塩少々、紹興酒小さじ1]
・ネギ(長さ4センチ)10グラム
・ショウガ3グラム
・B[紹興酒大さじ1/2、しょうゆ・ごま油小さじ1、オイスターソース小さじ1/2]
・香菜1枝
作り方(調理時間15分)
(1)鯛はAで下味をつけ、約10分おく。ペーパータオルで水気をふく。
(2)ネギ、ショウガはせん切りにする。
(3)Bは合わせる。
(4)耐熱皿に鯛をのせ、その上にネギとショウガの半量をのせる。Bの半量をかける。
(5)ラップをかけ、電子レンジで2~3分(500ワット)加熱する。
(6)残りのネギとショウガをのせ、残りのBをかける。香菜をちらす。
ひとくちメモ
紹興酒 中国のもち米から作られた醸造酒。料理に使うと香りがよく、うま味も出ます。ない場合は、香りは異なりますが、同量の酒で代用できます。
(ベターホームのお料理教室 写真=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2020年3月14日付]
これまでに掲載した「かんたんレシピ」の記事はこちらからご覧ください。
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。