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次のブームは「タピチ」? タピオカ入りチーズティー

日経MJ

タピチではかわいい動物が描かれたフォトスポットを用意している(梅田HEP FIVE店)
タピチではかわいい動物が描かれたフォトスポットを用意している(梅田HEP FIVE店)

スイーツ店を運営するドロキア・オラシイタ(大阪市)は2019年7月、大阪・梅田にチーズティー専門店「タピチ ティースタンド 梅田HEP FIVE店」を開いた。チーズティーはお茶ベースのドリンクの上に、クリームチーズと牛乳で仕上げたふわふわのチーズフォームをのせた商品で、タピオカドリンクに続く人気商品として注目を集める。店内にはフォトスポットも用意し、梅田周辺の若年層を取り込む。

タピチは焼きたてチーズケーキ専門店「PABLO(パブロ)」を展開するドロキア・オラシイタが2018年秋に始めた新業態だ。梅田店は直営で2号店となる。現在は関西圏で6店、広島で2店、東京・名古屋・大分で各1店の計11店を運営している。

タピチのチーズフォームはコクが深いオーストラリア産クリームチーズと牛乳を使用し、きめ細やかで風味豊かに仕上げている。店舗運営本部の農端貴裕課長は「チーズフォームに塩を使っているのが特徴」と語る。これにより、酸味と塩味が合わさった独特の風味が生まれるという。

タピチのドリンク商品は現在15種類を用意している。アッサムティーや凍頂烏龍茶などを使ったチーズティーが5種類と、タピオカ入り商品が10種類となる。タピオカ入りの商品のうち2種類は季節限定商品で、1カ月ごとに入れ替えている。通常にチーズティーにプラス50円することでタピオカをトッピングすることもできる。

看板商品はアッサムジラフティー(650円から)。アッサムティーを使った自家製ゼリーとタピオカ、シロップを重ねており、同店のイメージキャラクターであるキリンの柄をモチーフにしている。

使用するタピオカにもこだわりが。モチモチの食感の生タピオカを自家製シロップにつけ込み、独自製法で炊き上げることで時間がたっても硬くなりにくいという。「最初は軟らかい食感だが、15~20回ほど混ぜて氷に触れさせることで硬い食感も楽しめる」(農端課長)という。

同社はチーズケーキ専門店を展開していることから、チーズの取り扱いやアレンジに関するノウハウが蓄積していた。チーズティーが台湾から日本に上陸したことを受け、タピオカドリンクのブームに続く商品として目を付け展開を始めた。

現在、梅田店には1日200~300組の利用者が訪れており、多くは日本の若者だ。チーズティーを楽しむだけでなく、店舗に併設したフォトスポットを目当てに訪れる利用者も少なくないという。スポットにはキリンや鳥などカラフルな動物の絵が描かれているほか、梅田店ではブランコも用意した。今後も積極出店を進め、海外を含め年内に50店舗にまで拡大する計画だ。

(下野裕太)

[日経MJ 2020年2月26日付]

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