春菊のごまあえ 香りとほろ苦さ、ひと手間で風味増す

NIKKEIプラス1

独特の香りとほろ苦さが特長の春菊。アジアの一部では古くから食用とされてきましたが、ヨーロッパでは長く観賞用だったそうです。今回は、春菊をごまあえに仕立てました。黒ごまの強い香ばしさが春菊の風味によく合います。

太い茎は2~4つに切り込みを入れてからゆでると、火の通りがよくなります。また、ゆでるときは先に茎の部分を湯に沈め、しばらくしてから全体を鍋に入れるとムラの少ないゆで上がりに。

市販のすりごまでもおいしく作れますが、すりたてのごまの味わいは格別。すり鉢を持っていない人は、この機会に扱いやすい小さなすり鉢を持ってみるのも一考です。ひとつあると、スパイス類をつぶすときなどにも活用できます。

また、する前にいりごまを軽くあたためることで、さらに風味がアップします。ぜひ、ひと手間かけてみてください。

材料(4人分、全量で217kcal)
・春菊1袋(150グラム)
・いりごま(黒)20グラム
・砂糖小さじ1
・みりん大さじ1
・しょうゆ小さじ2

作り方(調理時間15分)

(1)春菊は、太い茎は縦に切り込みを入れる。

(2)鍋にたっぷりの湯(材料外)を沸かし、春菊をさっとゆでる。水にとって冷まし、水気をしぼる。長さ3センチほどに切る。

(3)鍋にごまを入れ、弱火にかけてあたためる。すり鉢ですりつぶす。砂糖、みりん、しょうゆを加えてさらにすり混ぜる。

(4)春菊を加え、あえる。

献立の例 ブリの照り焼き、ふろふきダイコン、きのこのすまし汁

ひとくちメモ

春菊 葉や茎にハリがあって葉が密生し、みずみずしいものを選びます。保存するときはポリ袋に入れ、密閉せずに口を折って野菜室へ。

(ベターホームのお料理教室 写真=大井 一範撮影)

[NIKKEIプラス1 2020年2月22日付]

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