ダイコンもち 外はカリッ、中はもっちりで春節を祝う
お正月気分はすっかり遠のいてしまいましたが、旧暦では2020年は1月25日が元日。「春節」と呼び、中国を中心に盛大にお祝いします。
春節によく食べられる料理のひとつがダイコンもちです。本格的なものは生地を蒸して作りますが、今回は手軽にレンジを使います。
上新粉と片栗粉を混ぜた生地は、焼くと中はもっちり、外はカリッとした快い食感。桜エビとごま油の香ばしさを、ダイコンの淡泊な風味がまとめます。ダイコンがおいしい冬にぜひ作りたい料理です。
・ダイコン180グラム
・ネギ1/2本(50グラム)
・桜エビ10グラム
・塩小さじ1/6
・A[上新粉80グラム、片栗粉10グラム]
・ごま油大さじ1
・酢じょうゆ適量
・練りからし適量
作り方(調理時間20分)
(1)ダイコンは皮をむき、すりおろす。ネギはみじん切りにする。
(2)Aは合わせて混ぜておく。
(3)ボウルに(1)と(2)、桜エビ、塩を入れ、粉気がなくなるまでゴムべらで混ぜる。
(4)ラップに(3)を広げ、18×12センチほどの大きさに平らにのばす。ラップで全体を包む。
(5)耐熱皿にのせ、電子レンジで1分30秒(500W)加熱する。裏返して(やけどに注意)さらに約1分30秒加熱し、火を通す。あら熱をとる。
(6)ラップをはずし、6等分に切り分ける。フライパンにごま油を温め、両面をこんがり焼く。
(7)酢じょうゆ、からしをつけて食べる。
ひとくちメモ
ダイコン 選ぶときは太くて重い、皮にハリがあるものを。買ってすぐに葉と根を切り分けておくと、みずみずしさを保てます。保存はポリ袋に入れて野菜室で。葉はゆでて冷凍できます。
(ベターホームのお料理教室 写真=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2020年1月25日付]
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