サンマのフライパン焼き ホイルでふた、におい飛ばす
今年はサンマがまれにみる大不漁ですが、手に入ったらまずは塩焼きにして食べたいですね。ただ、グリルで焼くのはあと片付けがなかなか面倒なもの。今回は下ごしらえに少し工夫をして、フライパンでおいしく焼きあげました。
身に油を塗るのは表面をパリッとさせるため。また、ホイルでふたをすると、水分やにおいをこもらせずに火を通せます。内臓を除いて焼くと生ぐささも気になりません。
(2)でおく時間は調理時間に含みません。
・サンマ2尾(300グラム)
・塩小さじ2/3
・油小さじ1
・大根おろし(100グラム)
・スダチ1個(半分に切る)
・しょうゆ適量
・アルミホイル(フライパンのサイズに合わせて切り、四隅を折る)
作り方(調理時間20分)
(1)サンマは洗う。頭を落とし、切り口から内臓を除く。長さを半分に切り、腹の中を洗って水気をふく。
(2)塩を全体にまぶして約10分おく。水気をペーパータオルでふく。
(3)フライパンに油小さじ1/3を温める。油小さじ2/3は手にとりサンマの全体に塗る。
(4)サンマをフライパンに並べ、アルミホイルをふんわりのせる。中火で2~3分焼いて焼き色をつける。
(5)上下を返し、再びアルミホイルをのせ2分焼く。途中出た脂をペーパータオルでふく。
(6)焼きあがったら皿に盛りつけ、大根おろしとスダチをそえる。しょうゆをかけて食べる。
ひとくちメモ
内臓のとり除き方 腹を軽く押し、頭を落とした切り口から内臓を少し出します。包丁の刃先で内臓を押さえ、反対の手で尾を持って引きます。
(ベターホームのお料理教室 写真=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2019年9月28日付]
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