サバ缶の冷や汁 暑い日に合う、楽ちん・優秀メニュー
主に宮崎県の郷土料理として知られる冷や汁。焼きほぐした魚といりごま、みそをすり鉢ですり混ぜ、表面を焼いたものをだしでのばし、ごはんにかけた料理です。今回はサバ缶を使って手軽に作りました。
ほとんど混ぜるだけ、しかも火を使わないので、夏の暑い日にも助かります。また、缶汁を使うことでだしの用意がいらない点も楽ちん。それでいて動物性・植物性たんぱく質が同時にとれる優秀メニューです。
・サバ水煮缶詰1/2缶(約100グラム)
・すりごま(白)大さじ2 1/2
・みそ大さじ1 1/2(24グラム)
・氷入り冷水200ミリリットル
・キュウリ1/2本(50グラム)
・塩少々
・とうふ(もめん)1/2丁(150グラム)
・シソの葉4枚
・ミョウガ1個
・ショウガ1かけ(10グラム)
・温かいごはん200グラム
作り方(調理時間15分)
(1)キュウリは薄い小口切りにする。塩をふって5分おき、水気を軽くしぼる。とうふはペーパータオルで包み、5分ほどおいて水分をとる。粗くくずす。
(2)シソはせん切り、ミョウガは小口切りにする。ショウガは皮をこそげ、すりおろす。
(3)ボウルにサバ缶の半量(缶汁半量も含む)を入れ、フォークの背で粗くつぶす。みそを加えて混ぜ、なじんだらすりごまを入れる。冷水を少しずつ加え、さらになじませる。(1)を加える。
(4)ごはんを丼によそい、(3)をかける。ミョウガを散らし、シソとショウガを中央にのせる。
ひとくちメモ
残ったサバ缶でもう一品 バゲット6枚にベビーリーフ少々を敷き、サバ水煮缶詰100g、薄切りレモンのいちょう切り12枚を等分にのせ、ナンプラー小さじ1をかければ、気軽につまめるカナッペのできあがり。
(ベターホームのお料理教室 写真=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2019年8月17日付]
これまでに掲載した「かんたんレシピ」の記事はこちらからご覧ください。
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。