モロヘイヤのニンニクスープ 食べやすいトロトロ食感
エジプトでは数千年以上前から栽培されているモロヘイヤ。ファラオの病を癒やしたという言い伝えから「王様の野菜」として知られています。日本では80年代から流通していますが、定番のおひたしのほかにはレパートリーがないという人も。
今回は、とろとろな口当たりで食欲がないときも食べやすいスープを作ります。ポイントは3つ。1、茎はかたいので葉のみを使う 2、アクを抜くために軽く下ゆでする 3、葉はなるべく細かくきざむ(のどごしがよくなります)
ベーコンの代わりに鶏もも肉を使ってもおいしく作れます。
・モロヘイヤ1/2袋(50グラム)
・タマネギ1/4個(50グラム)
・ニンニク小1片(5グラム)
・ベーコン1枚(20グラム)
・バター5グラム
・A[水300ミリリットル、固形スープの素1/2個]
・塩・こしょう各少々
作り方(調理時間20分)
(1)タマネギは薄切り、ニンニクはみじん切りにし、ベーコンは1センチ幅に切る。
(2)厚手の鍋にバターを溶かし、タマネギ、ニンニクを中火で2~3分いためる。ベーコンを加えてさらにいためる。
(3)(2)の鍋にAを入れ、煮立ったらアクをとり、中火で7~8分煮る。
(4)モロヘイヤは葉を摘みとり、たっぷりの湯でさっとゆで、細かくきざむ。
(5)(3)にモロヘイヤを加え、ひと煮立ちさせ、塩、こしょうで味をととのえる。
ひとくちメモ
モロヘイヤが余ったら ポリ袋に入れて野菜室に。傷みやすいのでなるべく早く使いきりましょう。(4)と同様にゆでてきざんでから冷凍しておくのも便利。使うときはハンバーグやギョーザに混ぜたり、スープに入れたり。冷ややっこにのせてもおいしいですよ。
(ベターホームのお料理教室 写真=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2019年8月10日付]
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