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あせも・汗かぶれ 大敵は乾燥、猛暑でもしっかり保湿

NIKKEIプラス1

2019/8/10付

PIXTA

夏は汗による肌トラブルを起こしやすい。代表的なのが汗が皮膚の中につまる「あせも」や、汗の刺激で炎症が生じる「汗かぶれ」だ。皮膚が乾燥すると生じやすくなるので、夏場もしっかり保湿して予防しよう。

かゆみを伴う「あせも」と「汗かぶれ」は共に汗が原因となるが、発症のしくみが異なる。あせもは急激な発汗によって汗の通り道となる汗管がつまり、汗が皮膚の内側でもれて炎症が起きる。汗の出口に水滴のような透明な水疱(すいほう)ができたり、皮膚表面の角層に赤くプツプツとした湿疹が点状に表れたりする。

一方、汗かぶれは、汗が接触して起こる皮膚炎だ。東京医科歯科大学皮膚科学分野教授の横関博雄氏によれば、「発汗後、汗の水分が蒸発した後に残る塩分や酵素などが刺激となって炎症が生じる」という。汗かぶれはピリピリ・チクチクと感じ、炎症による赤みが角層で面状に広がるのが特徴だ。

あせもは汗腺が未発達な子どもに多い。一方、汗かぶれは年齢を問わず、顔や首、ひじの内側など皮膚が薄くて弱い部位に生じる。横関氏によると、「腹部や腰回りなど衣服が擦れる部位にも起こりやすい」という。

あせもや汗かぶれを予防するには、まず、汗をかいたら長時間、皮膚に残さないようにする。できればシャワーなどでさっと洗い流し、無理な場合は「ぬらしたタオルやハンカチで軽く押さえるようにして拭き取る」(横関氏)。市販の汗拭きシートは成分が刺激になることがあるので肌の弱い人は控えた方がいい。

下着や衣類は通気性・吸湿性のよい綿などの素材を選び、ベルトなどで締めつけすぎないように注意しよう。

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