アジのゴマたっぷり焼き 香ばしく、お弁当にぴったり
一年中、手ごろな値段で手に入れやすいアジですが、旬は夏。定番のアジフライを、パン粉の代わりにゴマの衣をつけて、フライパンで揚げ焼きにしました。パチパチといい音とともに香ばしい香りが漂います。
アジはお店で三枚におろしてもらうか、フライ用に開いてあるものを切って使っても。小骨は骨抜きでていねいに抜いてください。
さめてもおいしく食べられるので、お弁当のおかずにもぜひどうぞ。
・アジ(三枚におろしたもの)2尾分
・A[しょうゆ大さじ1/2、酒大さじ1/2、ショウガ小1かけ(5グラム)]
・B[小麦粉大さじ2、とき卵1/2個分、水大さじ1]
・いりゴマ(白)大さじ3
・サラダ油大さじ1 1/2
・シシトウガラシ4本
・塩少々
・サラダ油小さじ1/2
作り方(調理時間25分)
(1)アジは小骨を抜き、半分に切る。ショウガはすりおろし、汁をしぼる。Aを合わせ、アジをつけて10分おく。
(2)Bは合わせる。ゴマを平らなトレーなどに広げる。アジの水気をペーパータオルでふく。アジの両面にBをからめ、皮のある面にゴマを押しつけるようにしてつける。
(3)シシトウは軸を5ミリ残して切り落とす。フライパンに油小さじ1/2を温め、シシトウを中火で焼く。とり出して塩少々をまぶす。
(4)フライパンに油大さじ11/2を足し、アジをゴマのついている面から弱めの中火で焼く。ゴマが香ばしくなったら裏返し、両面を焼く。皿に盛り、シシトウを添える。
ひとくちメモ
ゴマの力 ゴマの主成分は脂質とタンパク質。さらに必須アミノ酸をバランスよく含んでおり積極的にとりたい食品です。いったあと、すりゴマにすると、香りもよく吸収もよくなります。
(ベターホームのお料理教室 写真=大井一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2019年7月6日付]
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