イカのマリネ グレープフルーツのさわやかさ決め手に
イカをさっとゆでてマリネ液に漬けこみました。火を使う時間が短いのも、この季節にはうれしいもの。イカをお店でさばいてもらうと、さらに手軽に作れます。
さわやかな味の決め手になるグレープフルーツは、独特のほろにがさがイカとセロリによく合います。実ばなれがよく薄皮もむきやすいのですが、果肉をとり出すときに果汁がどうしてもこぼれます。ボウルに受けて、マリネ液に加えましょう。
・スルメイカ2はい(400グラム)
・セロリ1/2本(100グラム)
・黒オリーブ(種なし)6個
・グレープフルーツ1個
・A[オリーブ油大さじ3、酢大さじ3、ニンニクのすりおろし少々、塩小さじ1/2、こしょう少々、セロリの葉3枚]
作り方(調理時間25分)
(1)セロリは筋をとり、長さ5センチ、幅5ミリの斜め切りにする。黒オリーブは1個を4枚の輪切りにする。グレープフルーツは皮をむき、果肉をとり出す。
(2)セロリの葉はみじん切りにする。Aのマリネ液を合わせる。
(3)イカは足と内臓を抜きとり軟骨を除く。エンペラ(ヒレの三角の部分)は胴から切り離し、幅1センチに切る。胴は皮を引きはがし、幅1センチの輪切りにする。足は目の下で内臓と切り離す。1本ずつ切り離し、吸盤を除く。長ければ半分に切る。
(4)イカを熱湯でさっとゆで、熱いうちに(2)のマリネ液につける。(1)を加えて混ぜる。冷蔵庫に入れて30分以上おき、味をなじませる。
調理時間におく時間は含みません。
ひとくちメモ
イカの足の吸盤 獲物を逃がさないよう、かたくザラザラとした歯のようなものがついています。口あたりが悪いので、とり除きます。指でしごき落とすか、大きい吸盤は包丁で除いても。足を縦に置き、足と吸盤の間に包丁を入れてまとめて切り落とします。
(ベターホームのお料理教室 写真=大井一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2019年6月15日付]
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