フリークスストア 「大人」のためのセレクトショップ錦糸町パルコ店、アッパー層意識した品ぞろえ

日経MJ

2019/6/5付
光や色使いで通常店よりも落ち着いた雰囲気を意識した
光や色使いで通常店よりも落ち着いた雰囲気を意識した

セレクトショップを運営するデイトナ・インターナショナル(東京・渋谷)が3月に開いた「フリークスストア 錦糸町パルコ店」(東京・墨田)の滑り出しが好調だ。幅広い支持を得る商材を避け、こだわりのあるブランドを仕入れることで熱心なファンを獲得。大人びた雰囲気の店作りも集客につながっている。話題の商業施設内という新店効果も合わせ、人気店への育成を狙う。




錦糸町パルコ2階に構えるデイトナの店舗。オープン直後から人だかりができ、家族連れなどが次々に入店していった。店内の通路幅は広く、落ちついた色の照明がともる。商品だけでなく、販売用でない展示品も米国から仕入れた。デイトナのこだわりが垣間見える店作りだ。

■中~高所得層の30~40代の来店想定

デイトナは「フリークスストア」を錦糸町に出店するにあたり、「いわゆるアッパー層を意識した」(デイトナ)。JR総武線や東京メトロ半蔵門線が通る立地を踏まえ、錦糸町パルコには中~高所得層の30~40代が多く訪れると判断したからだ。

このため、店の内装は他店に比べて落ち着いた雰囲気を意識した。棚や壁の色には深みのあるブラウン色を採用し、照明の光度を下げて上品な雰囲気を演出。販売する商品についても、比較的価格帯の高い商品を陳列するようにした。

しかし、デイトナの事前予想を上回る事態が起きた。錦糸町パルコは開店後、想定を超える幅広い層が来店。同店にも「フリークスストア」の本来の顧客層である20代だけでなく、「ついでに」訪れた客を連日呼び込むようになっている。商品も「価格帯に関係なく、あらゆる商品がよく売れている」(同)という。これまでの売上高は想定の2割増しという。

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