新ニンジンのエスニックサラダ 甘酸っぱく食欲そそる
ニンジンを丸ごと1本使った、エスニック風のサラダです。香菜やレモン汁、ナンプラーを使ったたれが、甘酸っぱくさっぱりとした味わいで、食欲をそそります。このたれにニンジンがなじんだら食べごろです。レシピには15分以上とひかえめに示しましたが、できれば30分以上、しっかりと味をしみこませる時間をとるのが理想的。さらにおいしく食べられます。冷蔵で3~4日、日もちするので、作りおきにも。
この時期のニンジンは水分を多く含んでやわらかく、甘味もあります。ぜひ生で食べられるメニューで味わってみてください。
ニンジン1本分のせん切りはちょっとたいへん。もしスライサーがあればあっという間で大助かり。これからの季節に何度も食べたくなる一品を、気軽にくりかえし作れるひとくふうです。
調理時間に(3)でつけおく時間は含みません。
・ニンジン1本(200グラム)
・香菜(パクチー)20グラム
・ピーナツ30グラム
・A[砂糖大さじ1/2、ナンプラー大さじ1、レモン汁大さじ1、赤トウガラシ小1本]
作り方(調理時間10分)
(1)ニンジンは長さ3~4センチのせん切り、香菜はざく切りにする。ピーナツは粗くきざみ、赤トウガラシは小口切りにする。
(2)ボウルにAを合わせて砂糖を溶かし、ニンジンとピーナツを加えて混ぜる。
(3)15分以上おいてニンジンがしんなりしてきたら、香菜を加えてあえる。
ひとくちメモ
ナンプラー イワシなどの小魚を塩漬けにして発酵・熟成させた魚醤(ぎょしょう)。独特の強い風味があり、エスニック料理では味のベースとして欠かせない調味料です。日本にも魚醤の代表格である秋田のしょっつるがありますが、同じ魚醤でも風味はかなり違います。
(ベターホームのお料理教室 写真=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2019年6月1日付]
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