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水虫の季節到来 自己判断の治療は禁物、感染にも注意

NIKKEIプラス1

2019/5/25付

PIXTA

梅雨から夏にかけて、水虫に悩まされる人が増えてくる。日本人の2割は水虫という報告もあり、女性にも患者は多い。手軽な市販薬もあるが安易な自己治療で悪化することもある。正しい対処法を知っておこう。

水虫の原因は白癬(はくせん)菌というカビの一種。この白癬菌が足の皮膚の表面にある角質層に感染して発症する。梅雨から夏にかけて気温と湿度が上がると、白癬菌が繁殖しやすくなる。

指と指の間にできる趾間(しかん)型、水ぶくれができる小水疱(すいほう)型、角質が硬くなる角質増殖型の3タイプがある。角質増殖型は痛みやかゆみがないことが多いため気付きにくく「放っておくと白癬菌が爪に入って爪白癬になったり、家族に水虫をうつしたりしてしまうことも多い」と昭和大学病院皮膚科の北見由季准教授は注意する。

治療には白癬菌を殺すか、増殖を抑える作用のある抗真菌薬を使う。市販薬も多く出まわっているが、「水虫で一番いけないのは中途半端な自己治療」と、ひふのクリニック人形町(東京・中央)の上出良一院長は指摘する。

素人判断だと水虫と他の病気を間違えることもある。足がかゆくても水虫とは限らない。足の裏に水ぶくれができるものには、汗が皮膚の下にとどまる汗疱(かんぽう)や、免疫系の異常で発生する掌蹠膿疱(しょうせきのうほう)症があり水虫と治療方法が異なる。水虫用の薬を使い続ければ症状が悪化しかねない。

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