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タビオメン、靴下で男の文化提案 スーツにはロング

日経MJ

2019/4/26付

濃い茶色を基調とした店構えで重厚感が漂う(TabioMEN阪急三番街店)

靴下製造・販売のタビオが手掛ける紳士用靴下ブランド「TabioMEN(タビオメン)」が支持を広げている。日本の職人技術に支えられた高品質な靴下を展開する。1足で1500円以上と靴下としては割高だが、ビジネスシーンでの正しい靴下の合わせ方を「男の文化」として提案している。




■スーツより一段階暗めの色を合わせる

大阪・梅田にある「TabioMEN 阪急三番街店」。濃い茶色を基調とした重厚感があふれる店構えだ。長さやフィット感、色味が微妙に異なる約200種類の靴下を用意。「靴下ソムリエ」の石井進也さんが、店内にある靴やスーツの裾のサンプルに靴下を合わせながら提案する。スーツより一段階暗めの色を合わせると、靴下が浮きにくいという。

同ブランドの初出店は2004年で、東京・丸の内の商業施設オアゾ内に店を出した。「スーツやカバンのように、靴下も選んで買ってほしい」(越智勝寛社長)という思いからだ。ただ、紳士用靴下は妻の代理購買が多く、ビジネスマンに受け入れられるまでには時間がかかったという。

主力商品が「ロングホーズ」という長めの靴下だ。ふくらはぎの上まで覆うことで、「物理的にずれ落ちにくく、よれた靴下がスーツの間からのぞくこともない」(平岩章男・メンズ店舗サポート部長)。足を組んだときにも足部分が見えない靴下がビジネスシーンに適しているという。

同社のものづくりに対するこだわりが結集されているのが、日本に数台しかない編み機「バンナー」を使い、足の甲と足の裏部分とを編み分けた靴下だ。

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