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顧客ノート、毎朝復習 ジャケット販売でトップ級 ユナイテッドアローズ 徳山優汰さん

2019/4/19付 日経産業新聞

ユナイテッドアローズの徳山優汰さん

ユナイテッドアローズが2016年に立ち上げたビジネスパーソン向け業態「ワークトリップ アウトフィッツ グリーンレーベル リラクシング」。東京・八重洲の店舗に勤務する徳山優汰さん(26)は、ジャケットやシャツにこだわりを持つ来店客から支持を集める若手の実力派だ。顧客の情報を細かく記憶し、初めて商品を購入してもらった際には必ず手紙をしたためる。実直な熱意で仕事に取り組み、日々成長を続けている。

徳山さんが働くのは東京駅の八重洲地下街にある「ワークトリップ アウトフィッツ(WTO)」。周辺の企業に勤務するビジネスパーソンらに「通勤着」を提案する店だ。伸縮性のあるパンツや通気性の高いジャケットなど通勤に役立つ機能性衣料を多く展開する。

「互いに関係のないアイテムでも、まとめて買ってもらえるよう工夫しています」。徳山さんが得意とするのは複数の品物をまとめて販売する「セット売り」。スーツとネクタイなど合わせやすい商品のセットが一般的だが、徳山さんは「かばんを探しにきたお客さまにハンカチや靴下を一緒に提案して購入してもらえる」と自信を見せる。

徳山さんは来店客を迎えるとまずじっくりと観察。穏やかに会話して来店目的を確認する。相手の要望にそった商品を紹介しながら、他の品物も必要としていないかを考える。「お客さまの情報を確認できた段階でほかの商品も提案します」

徳山さんの接客を支えるのが毎日まとめるノートだ。購入客の名前や職業、サイズを記入するほか、印象に残った会話を記録する。八重洲店に来てからつけ始め、これまで記録した人数は200人に迫る。毎朝始業前にノートを読み返すのが習慣で、「ノートの内容はすべて完璧に頭に入っています」と胸を張る。

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