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プティマイン大丸梅田店 手ごろな子供服、百貨店でも 晩婚化で40~50代も支持

日経MJ

2019/4/3付

通常と変わらぬ店構えで百貨店に進出した

ナルミヤ・インターナショナルが3月に大丸梅田店(大阪市)に開いた子供服ブランド「プティマイン」の店舗が新たな顧客を取り込んでいる。もともとショッピングセンター(SC)向けに展開し、若い母親層を中心に手ごろな価格で人気を集めるブランドだった。ただ晩婚化を背景に支持層が広がったとみて、今回初めて百貨店内に店舗を開業。既存店の数倍の売上高を達成する滑り出しを見せている。




「子どもとおそろいで着ることができるのがいいよね」。店内で女児向けの春物ワンピースを手に取っていた女性は、同ブランドの良さをこう話す。トレンドに沿った柄や色合いを取り入れたデザインは、同社の大人向けブランド「リアン」と同じもの。価格も手ごろで「ついつい買いすぎてしまう」という。

■流行に合わせたデザイン、ニーズとらえる

「プティマイン」はナルミヤが11年に立ち上げた。流行に合わせたデザインで子供におしゃれをさせたい親のニーズをとらえ、20~30代の母親から人気を獲得した。現在は平均価格帯2千円程度の衣料品を主力に、SC向けに106店を構える有力ブランドに成長した。

そんな低価格が売りのブランドが百貨店への進出に踏み切ったのは、「プティマインの支持層が広がっている」(ナルミヤ)との手応えを感じたからだ。ナルミヤが展開するネット通販サイト「ナルミヤオンライン」などの購買層を調べたところ、晩婚化などを背景に同ブランドの購入層が徐々に40~50代にも広がっていると判断し、販路の拡大を決めた。

開店から約1カ月が経過したが、大丸梅田店の店舗での売れ行きは「1日あたり約100万円に及ぶ」(ナルミヤ)と、通常店の約5倍に達することもあるという。ナルミヤの百貨店向けブランド「クレードスコープ」や「メゾピアノ」より商品単価は低いものの、売上高は同等以上の成果を残している。

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