ごはんのグラタン 油漬けのツナ缶が「うま味担当」
余ったごはんやお家にある材料で作れるグラタン。がんばる人の夜食にも喜ばれそうな一品です。
ちょっと面倒だと思われがちなホワイトソースは作らず、小麦粉と牛乳を加えながらひとつのフライパンで作り上げるので、とても手軽。小麦粉がダマにならないように、牛乳は少しずつ加えましょう。
(3)で材料に火は通っているので、オーブンでは焼き目をつけるだけ。オーブントースターや魚焼きグリルでも焼けますが、オーブンよりこげやすいので気をつけてください。
・温かいごはん300グラム
・ネギ1本(100グラム)
・ツナ缶詰(油漬け、フレークタイプ)小1缶(70グラム)
・バター20グラム
・塩小さじ1/8
・小麦粉大さじ3
・牛乳400ミリリットル
・粉チーズ20グラム
・コショウ少々
・ピザ用チーズ80グラム
作り方(調理時間25分)
(1)ネギは小口切りにする。ツナ缶は汁気を軽くきっておく。
(2)大きめの深さがあるフライパンにバターを中火で溶かす。ごはんを加えて手早くほぐしながらいためる。
(3)(2)に(1)と塩を加えて混ぜる。小麦粉を加えて火を弱め、こげないように混ぜながら2~3分いためる。牛乳を少しずつ加え、なじんだら粉チーズとコショウを加えて混ぜ、火を止める。
(4)(3)をグラタン皿(耐熱皿)に入れ、ピザ用チーズを散らす。240℃のオーブン(ガスオーブンなら230℃)で約10分焼く。
ひとくちメモ
うま味はおまかせ ツナ缶はマグロやカツオが原料。和洋中を問わずうま味の材料として大活躍します。このグラタンもツナ缶が「うま味担当」。おかげで複雑な調味料は必要ありません。油漬けと水煮がありますが、ここではコクのある油漬けを使いました。
(ベターホームのお料理教室 写真=大井一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2019年3月30日付]
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