検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

肌老化、原因の8割は太陽光 紫外線増える春から対策

雨の日でも日焼け止め/メガネ着用有効

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

肌の老化は、加齢よりも太陽光による影響が大きいという。春は紫外線量が増え始める時期。太陽光が皮膚に与えるダメージや有効な対策を知り、日ごろから肌の「光老化」予防に取り組もう。

太陽光線を長期間、無防備に浴び続けることで、皮膚にシミやシワ、たるみといった症状が現れることを「光老化」と呼ぶ。メンズヘルスクリニック東京(東京・千代田)総院長の川島真氏は「肌の老化は加齢によるものと思われがちだが、原因の8割は光老化」と指摘する。光の浴び方次第で年齢を問わず肌の老化は進むという。

太陽光線は波長の短い方から紫外線、可視光線、赤外線に大別される。光老化に影響を及ぼすのは、紫外線のB波(UVB)とA波(UVA)、近赤外線だ。

皮膚は外側から角層、表皮、真皮、皮下組織で構成される。UVBは表皮に届き、肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりする「日焼け」を起こすほか、シミやソバカスの元になるメラニンの生成を促す。川島氏は「UVBは表皮の細胞の遺伝子を傷つける。その修復が何らかの原因でうまくいかないと、がん細胞が生じて増殖し、皮膚がんを発症することもある」と話す。

UVAが届く真皮には、肌のハリや弾力のもととなる膠原(こうげん)繊維(コラーゲン)や弾性繊維(エラスチン)が張り巡らされている。UVAによるダメージが蓄積すると、その構造が壊れてシワやたるみが生じる。「近赤外線が皮膚の土台である皮下組織を傷付けることで、たるみが起こることも近年分かってきた」(川島氏)

 紫外線の照射量は、年間のピークは7~8月だが、増え始めるのは3月から。時間帯は午前10時から午後2時ごろまでが多い。

曇りや雨の日にも太陽光線の影響はある。波長が長いUVAや近赤外線は通常の窓ガラスを透過するため、室内でも注意が必要だ。アオハルクリニック(東京・港)院長の小柳衣吏子氏は「光老化対策を日常の習慣にしてほしい」と助言する。

太陽光線を物理的に避けるには、帽子や日傘を使う。紫外線や近赤外線のカット効果がある衣服を着るのも対策になる。「紫外線は目にも影響を及ぼす。紫外線カット効果があるメガネやサングラスの着用も有効。大きめのフレームを選べば、目の周りのシミやシワ予防にもなる」(小柳氏)

肌が露出する部位には、日焼け止めをまんべんなく塗る。製品を選ぶ際は、UVBの防御効果を示す「SPF」と、UVAの防御効果の指標「PA」の表示を確認する(イラスト参照)。日常生活ではSPF15、PA+で光老化の予防効果が確認されている。

ただ、日常的に日焼け止めを使っていれば安心とは限らない。川島氏は「多くの人は適量の半分程度しか塗れていない」と注意を促す。適量は皮膚1平方センチメートル当たり2ミリグラム。顔の全面に塗るには500円玉を超えるくらいの量が目安だ。「日焼け止めに不慣れな人は、量が少なめでもカバーできるSPF30、PA++以上を選んで。比較的しっかり塗れて使用感が軽いジェルタイプがお薦め」(川島氏)

野外で長時間過ごすときはSPF50、PA+++以上を選ぶ。汗をかいたり、体を拭いたりしたら塗り直す。「シミができやすい頬や顔の外側、耳の周囲、まぶたなどにはしっかり塗りたい。老けて見られやすい手の甲や首にも忘れずに塗って」(小柳氏)

光老化は予防が可能だ。対策はいつから始めても遅くはない。年齢を重ねても清潔感のある肌を保ち、皮膚がんの発症を予防するためにも、日常的なケアを心がけよう。

(ライター 田村知子)

[NIKKEIプラス1 2019年3月16日付]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

健康や暮らしに役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_