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eスポーツのテレビ番組続々 ファミコン世代も魅了

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NIKKEI STYLE

格闘系などの対戦型ゲームの腕を競う「eスポーツ」。高額賞金が話題となって海外で火が付き、日本にも広がる。民放のテレビやラジオの番組でも新ジャンルとして確立しつつある。

「芸能人と一緒にゲームした!」。お笑いタレント、アンガールズの田中卓志と任天堂の「スーパーマリオパーティ」でオンライン対決した小学生は歓喜した。テレビ東京系ゲームバラエティー番組「有吉ぃぃeeeee!」で放送された番組でのことだ。

進行役は芸能界屈指のゲーマーとして知られるタレントの有吉弘行が務める。有吉がタカアンドトシや田中らを引き連れて、著名人の自宅を訪問。オンラインで一般のゲーマーと対決するのが番組の肝だ。

サブタイトルに「そうだ!今からお前んチでゲームしない?」とある通り、「ファミコン世代が子供の頃に友達の家に行って肩越しにゲーム画面を見つめて楽しんだ、そんな原体験をeスポーツが注目される今、テレビで再現できたらと思った」とプロデューサーの平山大吾氏は話す。

ネットユーザーの生の声を番組作りに反映

eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、対戦型ゲームを競技として捉える際に使われる。優勝賞金はうなぎ登りで、海外のトップゲーマーの年収は数億円になることもある。

昨年10月、テレ東は民放キー局で初めて毎週日曜午後10時というプライム帯(午後7~11時)での放送を始めた。ネットを使った「広がり」を意識した結果、「子供から大人まで性別を問わず見てくれている」(平山氏)という。ツイッターで対戦相手を募り、ガチンコの勝負を見せて番組の反響を探る。動画投稿サイトも使い、出演タレントがプレーを生配信で実況し、ネットユーザーからコメントをもらう。

「こうした生の声を番組作りに反映することで回を重ねるごとに内容を進化させていく。将来はこの番組発の新しいゲームを開発できるかも」と平山氏は期待を寄せる。

ゲームの楽しさを伝えるという点では、ラッパーの宇多丸がパーソナリティーとなり、ゲーム好きの著名人をゲストに招いて語り合うTBSラジオ「ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ」も人気を博す。

若者引き戻すきっかけに

こうした一般向けの番組が増える一方で、競技性や業界の動向に光を当てる番組も現れている。日本テレビ系「eGG(エッグ)」は昨年7月から月1回、DAIGOと生駒里奈が進行役を務め、eスポーツ界のニュースやプロゲーマーの姿を追う。2017年、日テレの社内企画募集にゲーム好きが集まって出した提案が通って実現した番組だ。

プロデューサーの佐々木まりな氏は「eスポーツの番組はテレビが抱える弱点を補える要素がある」と指摘する。ゲームはスポーツ以上にエンターテインメント性が高くテレビとの相性は良い。さらに、eスポーツを楽しむ主要層は10~20代で、テレビ離れが指摘される若者を引き戻すきっかけにもなるとみる。

同番組の内容は専門的だが「ゲームといっても競技だけに選手からドラマが生まれることもある」(佐々木氏)。反射神経などの身体能力を考慮すると選手としてのピークは10代後半~20代前半で、大学を休学してゲームに打ち込む選手もいる。「選手の成長を追う企画はドキュメンタリーの要素もあって、視聴者の心をつかみやすい」という。エッグ同様、フジテレビ系の「いいすぽ!」のほか、大阪・毎日放送「YUBIWAZA」といった専門番組も増えている。

eスポーツは競技として認められつつあり、昨年8月、インドネシアで開かれたスポーツの祭典「アジア競技大会」では公開競技の一つとなった。国内でも今秋の茨城国体では文化プログラムながら、サッカーゲーム「ウイニングイレブン2019」など3タイトルが競われる。五輪への採用を目指す動きもあり、eスポーツ番組はさらに増えそうだ。

(近藤佳宜)

[日本経済新聞夕刊2019年2月26日付]

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