朝4時半、ジーパン姿で農家通う 本音を引き出し受注日東電工社長 高崎秀雄氏(上)

相手の懐に飛び込む喜びを知った。

本音を引き出しながら、自分のことを好きになってもらい注文を取りました。気心の知れた関係になるには時間はかかります。

努力して注文が増えてくると、達成感や大きな喜びを感じました。品質や価格を理詰めで訴える電子部品の営業とは異なる世界でした。

テープ類は単価が小さく、分厚い注文書の束でも電子部品の注文書1、2枚と売り上げは変わりません。それでも、テープは当社のルーツなのです。小さいけれども、こうした一枚一枚の注文書で会社が成り立っているということを、身をもって理解しました。

あのころ
1996年、日東電工としては10年ぶりの国内新工場となる尾道事業所(広島県)を設立。ワープロやノート型パソコンの液晶画面の大型化に合わせ、偏光板の生産を増強した。海外拠点も拡大し、99年にはベトナムで回路製品、韓国で偏光板の生産を開始した。

(下)「100日で勝負」の事業部長 悩んだ末に開き直る >>

[日本経済新聞朝刊 2019年2月19日付]

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