豚ばら大根 こっくりとしたうま味、冬の煮物の代表格
冬の煮ものの代表格ともいえる、大根の煮もの。こっくりとしたうま味のある豚バラ肉と一緒に煮こみました。
肉は薄切りを使い、大根も薄く切るので、長く煮こまなくても大根がやわらかくなり、味がしっかりしみます。肉と大根を煮ている間に、煮卵もできあがります。
バラ肉の脂のうま味と旬の大根の甘さが強力なタッグを組み、そこに卵も加わって、食べごたえは十分。おなかをすかせた家族も満足する、冬の定番おかずになりそうです。
・豚バラ薄切り肉300グラム
・大根500グラム
・ショウガ15グラム
・A[水300ミリリットル、鶏ガラスープの素小さじ1、砂糖大さじ2、酒大さじ3、みりん大さじ2]
・しょうゆ大さじ2 1/2
・ゆで卵(殻をむく)2個
・七味トウガラシ少々
作り方(調理時間40分)
(1)大根は幅7~8ミリの半月切りに、ショウガは薄切りにする。豚肉は長さ5~6センチに切る。
(2)深めのフライパンに湯(材料外)を沸かして豚肉を入れ、さっと火を通してとり出す。
(3)鍋にショウガ、A、大根を入れて火にかけ、沸騰したらふたをして弱めの中火にし、約5分煮る。しょうゆを加え、ゆで卵、豚肉を上にのせる。落としぶたをして鍋のふたをずらしてのせ、弱めの中火で15分ほど煮る。
(4)ふたと落としぶたをとり、火を強めて煮汁が少なくなるまで煮詰める。ゆで卵は半分に切る。器に盛り、好みで七味トウガラシをふる。
ひとくちメモ
大根 太く、ずっしりと重みのあるものを選びます。皮にはりとつやがあるものが新鮮。葉に近い方は甘みがあるので、サラダなどの生食に向きます。先端は辛味が強いので、漬けものなどに。真ん中は煮ものやいためものなど、幅広く使いやすい部位です。
(ベターホームのお料理教室 写真は大井 一範)
[NIKKEIプラス1 2019年1月26日付]
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