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国内オーケストラの公演充実 2019年ステージ展望

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NIKKEI STYLE

2019年はどんなステージに注目が集まるだろう。華やかな公演で幕を開けた歌舞伎などの演劇・舞踊と、クラシックやポピュラー、ジャズといった音楽の2分野に分けて展望する。

音楽

クラシックでは近年急速に演奏水準が向上している国内オーケストラの公演が見逃せない。2010年に読売日本交響楽団の常任指揮者に就任以来、楽団のレベルを引き上げたカンブルランの、ポスト退任前最後の公演(3月7~24日)は注目だ。

特にシェーンベルクが手掛けた合唱を伴う大曲「グレの歌」(3月14日)はカンブルランの集大成だ。同曲は4月14日の東京・春・音楽祭で東京都交響楽団、10月に東京交響楽団も取り上げる。

海外勢では、ギリシャ出身の指揮者クルレンツィスが率いるロシアの楽団「ムジカエテルナ」の初来日(東京は2月10、11、13日、大阪が14日)が話題だ。同楽団は欧州などでクラシックの枠にとらわれない斬新な演奏が評価されている。

オペラでは日本人作品の上演が続く。新国立劇場の新作「紫苑物語」(2月17~24日、西村朗作曲)、黛敏郎作曲、宮本亜門演出の「金閣寺」(2月22~24日、東京二期会)、なかにし礼台本、三木稔作曲「静と義経」(3月2、3日、日本オペラ協会)だ。

Jポップでは昨年大ブレークした米津玄師が1月19日から3月11日まで、全国16公演を開催。全国ツアーは星野源(2~3月)や若手のグリム・スパンキー(3~6月)なども予定しており、新時代の旗手たちが躍動する年となりそうだ。

海外のポピュラー系アーティストでは、英国を拠点に活動し、昨年日本のフジロックで脚光を浴びた若手ポップバンド、スーパーオーガニズムが1月19~25日に東京、大阪などでライブを開催。ジャネット・ジャクソン(2月10、11日、日本武道館)、元ビートルズのリンゴ・スター(3~4月、東京など)、エド・シーラン(4月、東京・大阪)など大物の来日も続く。

ジャズでは1月9~15日に東京・大阪でピアニスト、ロバート・グラスパーのトリオ、1月31日に大阪、2月2日に東京で鍵盤奏者のブランドン・コールマンと、現代ジャズの最先端ミュージシャンが登場。デビッド・ボウイの遺作アルバムに参加したサックスのダニー・マッキャスリン(2月5~9日、東京、名古屋)も人気を集めそうだ。

演劇・舞踊

演劇界は歌舞伎の初春公演でにぎやかに新年の幕を開けた。話題を呼ぶのは新橋演舞場(27日まで)の市川海老蔵と長女の堀越麗禾(れいか)、長男の勸玄(かんげん)の親子共演だ。「本興行で3人共演は初めて。2人とも私よりやる気がある。父としての在り方が問われる」と気を引き締める海老蔵。江戸の侠客(きょうかく)の姿を描く「幡随長兵衛」や「俊寛」「鏡獅子」など昼夜5役で主演する奮闘をみせている。

国立劇場(同)には尾上菊五郎の2人の孫、寺嶋和史と眞秀(まほろ)が出演中だ。姫路城にすむ魔物をテーマにした作品を補綴(ほてつ)した「姫路城音菊礎石(おとにきくそのいしずえ)」。菊五郎は「新しい台本でテンポアップした芝居をつくる」と語る。与九郎狐(ぎつね)ほか2役を勤める尾上松緑は「新しい時代につなげられる舞台にしたい」と意気込む。歌舞伎座(26日まで)は松本白鸚、中村吉右衛門らが顔をそろえるなか、松本幸四郎が昨年名古屋の襲名公演で好評を得た「廓(くるわ)文章」を披露。「和事の丸さ、柔らかを表現して上方の風情をみせられるように演じたい」(幸四郎)

現代劇では演出家の森新太郎がチェーホフ作品を手掛ける新シリーズがスタートする。第1弾「プラトーノフ」(2月、東京芸術劇場)。藤原竜也演じる教師が4人の女性に心を動かされながら破滅に向かう。高岡早紀、比嘉愛未、前田亜季、中別府葵、西岡徳馬らが出演する。

彩の国さいたま芸術劇場では吉田鋼太郎演出のシェイクスピア・シリーズとして「ヘンリー五世」が2月に上演される。2013年に蜷川幸雄演出の「ヘンリー四世」でハル王子を演じた松坂桃李が主演。ほかに唐十郎作で1974年初演の「唐版 風の又三郎」が2~3月、シアターコクーンほかで上演。窪田正孝と、元宝塚トップの柚希礼音がダブル主演をつとめる注目作だ。

舞踊では新国立劇場バレエ団が1月12~14日の「ニューイヤー・バレエ」で、「レ・シルフィード」「ペトルーシュカ」のほか、新制作の「火の鳥」を上演。日本バレエ協会の「白鳥の湖」(2月9~10日、東京文化会館)には佐久間奈緒、井沢駿、秋元康臣ら国内外で活躍するダンサーが出演する。

[日本経済新聞夕刊2019年1月7日付]

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