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年末掃除は参加することに意義 家族で時間決め一気に

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NIKKEI STYLE

寒さなどのマイナス要素が目立つ冬の掃除。大掃除だからふだん手が届かない所まで念入りにしなくてはと思うと、おっくうになってしまう。年末は家族を巻き込み楽しく、効果的な掃除をしよう。

自分は「年末の大掃除」はしない。時期的に大掃除に向かないからだ。気温が低く油汚れが固まり取りにくいうえ、戸外の掃除は身体が冷える。乾燥してホコリっぽく、きれいな状態が持続しない。日照時間が短くて、じっくり取り組むこともままならない。

それでも、住まう家に対し、「今年も一年お世話になりました」という気持ちを示す儀式的な掃除はしたい。そこで日照時間が短い分、家族で「えいやっ」と取り組んでいる。その楽しく、手早く掃除する工夫を紹介したい。

完璧を求めず 参加に意義

まずは、家族をどう参加させるかを考える。普段、掃除をしない人には、完璧を求めないことが大切だ。

つい「あ~、違うのよ」と言ってしまいがちだが、それを言うと、せっかくのやる気が萎えてしまう。ここは「参加することに意義がある」と気持ちを切り替えよう。

家族全員が参加するなら、成果を出してもらえるような工夫と仕掛けをしてみよう。

「いつまでするの?」「どこまでキレイにしたらいいの?」。誰でも先の見えない作業をやらされるのはつらい。

だから、終了時間を決めてしまおう。短期集中がベストだ。掃除への集中力が続くのはせいぜい2時間程度。どこをどれくらい時間をかけて掃除するか、紙に書いておく。

時間が来たら次の掃除箇所へ移る。タイマーを使うのもいい。掃除は修行ではない。必要な箇所が「それなりに」キレイになればいい。終わった箇所を赤線で消していくと達成感も出る。周囲にもアピールできる。

そして、終了時間が来たら、スパッと終わる。あとは、遊ぶなり、ビールを飲むなり、お楽しみの時間に。決まった時間に終わるとわかれば翌年からの家族の参加は、いくらかスムーズになるだろう。

掃除をする順番を見直そう。「掃除といえば、掃除機」と考える人は多く、最初に掃除機をかけてしまいがちだ。しかしホコリは上から下へ落ちてくる。あちこち掃除機をかけている間にも床にホコリが落ちる。二度手間を避けるために床掃除は最後がいい。

最初は天井から。はたきでホコリを落とす感じでいい。次に電灯の笠。続いて壁、家具、棚と下がり、最後が床だ。油汚れがない部屋はほとんどはたきだけで掃除できる。

洗剤は使わず から拭きで

掃除といっても、面倒なことはできるだけ避けたいのが本音だろう。ならば、洗剤はなるべく使わないほうがいい。使うと確かにきれいになるが、たくさん使いすぎると拭き取る作業が大変だ。できるだけから拭きして、せいぜい水拭きで終わらせる。どうしても落ちない汚れにだけ、薄めにして洗剤を使おう。

さらに、掃除を最小限にしたい場合は、光る部分と白い部分だけにとどめよう。少し掃除するだけできれいに見える効果が高いからだ。

掃除すべきなのは、電灯や鏡、窓などが光る部分、金属製ならドアノブだ。白いスイッチパネルも忘れがちだが、汚れは目立つ。白い家電も使用頻度の高い場合、よく触れる部分が汚れている。住まいを見渡し、光る部分と白い部分に付箋を貼ってまわるのもいい。掃除し終わったところではがす。

できるだけ、みんなでワイワイと楽しく、しゃべったり歌ったりしながら掃除するのがベスト。自分ひとりだけ取り残されると同じ作業でも寂しくなってしまう。一人暮らしなら音楽を流しながら掃除するのもいい。

便利になったり生活様式が変化したりして、家族で共同作業をする必要がなくなりつつある。掃除は、家族が共同作業をする貴重な機会にもなる。一緒に作業しながら「こりゃ手ごわいな」「頑固な汚れだ」と苦労を共有し、さらに「きれい!」「スッキリした」と共感できる。

こうした気持ちの積み重ねが、一緒に住む人を家族としてつなげてくれるのではないだろうか。

大掃除は年末には向かないが、こうした意味があると考えれば、新年を迎えようとするこの時期に掃除をする価値はある。

(家事ジャーナリスト 山田 亮)

[NIKKEIプラス1 2018年12月15日付]

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