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時短家事

時短クリスマス料理 色合い、盛り付けで見た目華やか 管理栄養士 今泉マユ子

2018/12/11付 日本経済新聞 夕刊

12月の一大イベントと言えばクリスマス。レストランで豪華なディナーを味わうのもすてきだが、今年は自宅で時短クリスマス料理を作り、家族そろって、お友達を招いて、みんなで楽しむのはどうだろう。

クリスマスにぴったりの食卓を手軽に作るコツは、クリスマスにふさわしい色合いを考え、普段とは盛り付けを変えること。ポイントになるのは、赤と緑のクリスマスカラーだ。

赤はサーモンやエビ、トマト、赤パプリカ、ニンジンなど、緑はブロッコリーやキュウリ、葉物野菜、オクラ、アボカド、キウイ、といった具合に、色を意識しながら食材を組み合わせよう。ツリーやリースに見立てて並べるだけで、クリスマスの雰囲気が出る。

いつものお料理をちょっと変えるだけで、手間暇かけずに特別感をだすことは可能だ。定番のハンバーグの材料を、空の牛乳パックに詰めてオーブンで焼き、ミートローフにする。炊飯時にレトルトパスタソースのボンゴレビアンコを入れて、しゃれたピラフを作り、パセリのみじん切りを混ぜる。

サーモンや生ハムを巻いて花びらをかたどったり、白菜や大根を1個丸ごとアルミホイルで包み、つま楊枝でウズラ卵の水煮やミニトマト、ウインナーなどを刺して飾ったりして盛りつけると、クリスマスツリーのようになる。

型抜きした食材を加えると、お料理は一気に鮮やかになる。いつものチャーハンやカレーに星形のニンジンを散らすだけでも、クリスマス風メニューになる。小さな子供でも手軽に取り組めるアレンジはたくさんある。ごちそう作りから一緒に楽しもう。

デザートには、簡単に作れて見た目も華やかなチーズケーキはいかがだろう。炊飯器を使うので、メインの料理を用意しながら準備できる。

5合炊きの炊飯器で作る場合、クリームチーズ200グラム、卵1個、牛乳50ミリリットル、砂糖50グラム、レモン汁大さじ1を全て混ぜ合わせ、炊飯器に入れてから果物の缶詰をシロップごと入れてひと混ぜし、いつも通り炊くだけ。あら熱がとれたらすくって器に盛り、生クリームを添えたりミントなどを飾ったりすると完成だ。

仕上げにランチョンマットを敷くだけで、テーブルは彩りを増す。ゴールドやシルバーといった光沢のある色を使うと、料理が映えるのでおすすめしたい。ホンの一手間で最大の効果を発揮する時短の演出を、この機会にぜひ試してほしい。

今泉マユ子(いまいずみ・まゆこ)
1969年生まれ。管理栄養士として企業の社員食堂、病院や保育園に勤務。缶詰やレトルト食品を使った時短レシピのアレンジのほか、防災食アドバイザーとしても活躍。

[日本経済新聞夕刊2018年12月11日付]

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