検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

目の見えづらさが心身不調招く 受診、メガネも厳選

早期の受診・定期検査を 生活にあったメガネ選び

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

目のかすみや物の見えづらさに日常的に悩む人は多い。放置すると、頭痛や肩こりなどを招き、認知機能に影響が出るおそれもあるという。検査やメガネ使用など、適切な対策を講じよう。

目のかすみやピントの合いにくさが、心身の不調につながることがある。目にストレスがかかることで、自律神経のバランスが乱れるためだ。強い頭痛や肩こり、吐き気が出るほか、内臓や精神面に支障をきたすこともある。

高齢者の場合は認知機能の低下を招くことも。梶田眼科(東京・港)の梶田雅義院長は「人の顔が見えにくいと、話すのがおっくうになる。会話が少なくなると脳への刺激が減り、意欲や活動性が低下しやすくなる」と話す。日常生活の質を保つためにも、目の不調を早めに解消しよう。

中高年の見えづらさの原因の筆頭は老眼。加齢に伴って目の水晶体が弾力性を失い、近くにピントが合いにくくなる。近視の人だと、メガネをかけた状態で近くのものがぼやけるようになる。30代から始まるが、自覚するのは44~45歳前後が多い。

中高年から増える目の病気もいくつかある。白内障は水晶体が白く濁って視力が落ちる病気で、60代の約8割が発症する。緑内障は日本人の失明原因のトップで、眼圧が高くなることによる視神経の障害で、視野が欠けてくる。

加齢黄斑変性症は、網膜の中心にある黄斑という部位が加齢によって傷み、ものがゆがんだり、小さく見えたりする病気。「40歳を過ぎたらかかりつけの眼科医を持ち、定期的に受診して」と眼科医の赤星隆幸氏は勧める。

眼科では視力検査や眼底検査、眼圧測定などを受けて、目の病気がないかどうかを調べる。病気の兆しがあれば、すぐに治療を始めよう。

原因が老眼の場合は「できるだけ早く、自分に合った老眼用メガネを作って」と梶田院長は話す。水晶体が硬くなるのを防ぐ方法はなく、「自然な老化現象なので、あらがってもムダ」。我慢すれば、目の疲れが増すだけだ。

老眼用メガネを選ぶ際は、ライフスタイルを意識しよう。近視などでもともとメガネを使っている人は、1枚のレンズで遠くと近くを見る「遠近両用メガネ」が便利だ。

ただし「遠くが見え過ぎるメガネだと、手元の作業で目に負担がかかりやすくなる」と梶田院長は話す。「家事やデスクワークが中心の生活で、1.0以上の視力はあまり必要ない」。30センチ~2メートルの範囲が快適に見える「近近メガネ」を併用しよう。

乱視がなければ、遠近両用のマルチフォーカル(多焦点)コンタクトレンズも選択肢になる。メガネに比べてピントはやや甘いが、遠近とも正面で見えるので、手元を見るとき視線を下にずらさずに済む。

老眼は50代までどんどん進行する。数年おきに検査して、見え方にあったメガネに替えよう。眼科受診時に、必要に応じてレンズの処方箋を出してもらうとよい。

一方で、白内障の手術を機に老眼を治療する道もある。年間約1万件の白内障手術を手がける赤星医師は「水晶体の代わりに移植する眼内レンズで、老眼は治る」と話す。「近くを見やすくする単焦点レンズは保険適用になるので、多くの人にお薦め」。遠近両用メガネと同様の多焦点レンズ(2焦点・3焦点、保険適用外)や、乱視用のトーリックレンズもある。

目の酷使でも見えづらさは起きる。スマホの画面を長時間見るのを控え、蒸しタオルなどで目を温めると症状が和らぐ。一時的な不調でも侮らずに対処し、日ごろから見え方に気を配って全身の健康を保とう。

(ライター 大谷新)

[NIKKEIプラス1 2018年9月29日付]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

健康や暮らしに役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_