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サンドにチキンラーメン… 栄養満点のサバ料理進化中

NIKKEIプラス1

2018/10/23

サバは洋風メニューでも活躍(PIXTA)

サバの食べ方が多彩になってきた。サバの缶詰を使ったレシピ本の発売が相次ぎ、サバのメニューが豊富な専門店も人気を集める。大衆魚として親しまれてきたサバの魅力がいま、再発見されている。

「サバ?」

「ん?」

「ウソ おいしい!」

日清食品が8月に放映した「チキンラーメン」のテレビCM。チキンラーメンにサバ缶の身をトッピングした「サバ・チキン」を食べた新垣結衣さんが、おいしさに驚くというストーリーだ。

CMは「今年で発売60周年になるチキンラーメンの新しい食べ方を提案したい」(藤井威ブランドマネージャー)と制作。ラーメンと組み合わせる身近な食材としてサバ缶に着目した。

チキンラーメンは鶏ガラのしょうゆスープ。サバと組み合わせることで「肉類のだしと魚介類のだしを合わせたダブルスープのラーメンを食べる感じになった」と藤井マネージャーは話す。

「意外においしい」とSNS(交流サイト)などでも話題になり、現在も動画が見られる同社の公式ウェブサイトにはアクセスが絶えない。

サバ料理といえば、塩焼きや味噌煮、しめさばなどが一般的。ところが、食材として和食以外の料理にも使われるようになってきた。動きをけん引しているのは、最近のサバ缶ブームだ。

サバにはドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)が豊富に含まれる。サバ缶は健康食品としてテレビの情報番組などでたびたび取り上げられ、売り上げが拡大。水煮のサバ缶は料理の素材に適しているため、そぼろカレーやあえ物にしたり、鍋やパスタの具にしたりと用途が広がっている。「女子栄養大学栄養クリニックのさば水煮缶健康レシピ」など料理レシピ本の発売も相次いでいる。

サバ料理専門店もにぎわいを見せる。鯖や(大阪府豊中市)が大阪市に開いた「SABAR+(サバープラス)大阪京橋店」。かまど炊きご飯のサバのひつまぶし、揚げサバをトッピングしたゴルゴンゾーラのリゾットなど、オリジナルメニューをそろえる。いずれも重さが550グラム以上ある天然の「とろさば」を使ったメニューで、「女性客を中心にリピーターが多い」(同店)という。

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