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急なズキズキ、盲腸かも 早期発見なら手術いらず 体力低下する夏場は注意/食生活 気をつけて

NIKKEIプラス1

2018/8/11付

PIXTA

 「盲腸」の呼び名で知られる虫垂炎。幅広い年代で見られる身近な病気だが、実は10代前半を中心に子供に多い。夏休みの終盤にかけて発症が増える傾向もあるという。症状の特徴や対処法を知っておこう。

 虫垂は盲腸の先端から突き出た直径4~5ミリ、長さ5~7センチほどの細長い管状の組織。虫垂炎とは、虫垂が細菌感染を起こし、中が詰まってしまった状態を指す。

 東邦大学医療センター大森病院(東京・大田)総合診療・急病センターの島田長人教授によると「約15人に1人がなるといわれるほど身近な病気。男性のほうが多い」。小学校高学年から中学生の発症が多く、国内の1万人当たりの虫垂切除数(年平均、日本小児救急医学会)をみると、10~14歳の男性で13.2人、女性で8.5人。これは50代の発症と比べ約3倍と、他の年齢層より突出している。

 夏に増えるという報告もある。聖マリアンナ医科大学小児外科の川瀬弘一病院教授は「夏休みが終わる頃に、救急搬送される例が多い。夏の疲れによる体力低下が一因になっているかも」と指摘する。

 虫垂炎になると急な腹痛に襲われる。みぞおちやへその周りがズキズキと痛み出し、続いて食欲不振や吐き気、嘔吐(おうと)が起こる。数時間から半日ほどで、痛みは腹部の右下に移るのが典型的な症状だ。

 心当たりがあれば、単なる腹痛と思い込んで我慢せず、すぐに受診しよう。手でおなかを押して離すときに激痛が走る、37~38度の発熱を伴うといった特徴もある。

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