うえまちマルシェ 家族で買い物楽しむ「市場」近鉄百貨店上本町店、服や菓子…カフェも併設

日経MJ

2018/9/18

近鉄百貨店上本町店の重松昌志営業推進部長は「食品を売り場に取り入れ、より日常の買い物をしやすくした」と狙いを説明する。近隣に旗艦店のあべのハルカス近鉄本店もあるが、上本町店はより普段使いしやすい店舗として違いを出す。

■「目的なくてもふらっと寄れる店に」

うえまちマルシェの主なターゲットは30~40代のファミリー層だ。店舗周辺は高層マンションの建設が進み、ファミリー層を中心に人口は増加傾向にある。一家で来店した際に、大人も子供も同じ売り場で楽しめるようにした。来店した40代女性は「家族がそれぞれ好きな商品の買い物に集中できる。カフェがあるのもありがたい」と語る。

うえまちマルシェは店舗全体の集客にも寄与する。3~5月で上本町店全体の入店客数は前年比7%増加と好調だ。「今まで百貨店に来ることがなかったファミリー層の取り込みがうまくいっている」(重松部長)

9月には売り場内にセレクトショップを新設し、婦人服などの品ぞろえを増やす。重松部長は「休憩席を用いてイベントや商品説明の講習会を開き、目的がなくてもふらっと立ち寄れる店作りを進めたい」と話す。

売り場のある場所は人通りが多く、店の顔ともいえる場所だ。従来の売り場構成にこだわらない店作りで、若い世代の新たな顧客獲得を目指す。

(荒尾智洋)

[日経MJ 2018年8月8日付を再構成]

「Hot Zone」記事一覧

SUITS OF THE YEAR 2020
Watch Special 2020
GIFT SPECIAL 2020
SUITS OF THE YEAR 2020
Watch Special 2020
Instagram