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ヘリーハンセン スマホに女性向け…異業種コラボ連発 若者つかむ波起こす

日経MJ

2018/10/11 日経MJ

ヘリーハンセン原宿の店舗(東京都渋谷区)

 アウトドアブランドのヘリーハンセンが好調だ。マリンウエアを中心としたブランドで、1983年から国内展開するゴールドウインが昨年、商標権を取得したことで、商品展開の自由度が上がった。ファッションブランドとのコラボ商品の展開などで、手薄だった若い世代の開拓もより進みそうだ。

■港町生まれのDNAを商品作りに

 同ブランドはノルウェーの港町で誕生した。船乗り向けの防水衣類などを展開、現在はマリンウエアだけでなく、山などでの使用も見越した商品なども展開する。

 商標権を取得したゴールドウインはオリジナルのコラボ商品の展開に力を入れる。同ブランドは海を題材とした映画のヒットやヨットブームが影響し、40代以上に高い認知度を誇る。コラボ商品で意識するのは、若い世代の取り込みだ。

 2017年7月に発売したのは耐海水性のスマートフォン(スマホ)。300台の数量限定の商品だったが、予約開始後約1分で瞬く間に売り切れた。アウトドア用スマホを製造する京セラと組んだ。異業種との意外なコラボが話題を呼んだ。

 17年11月には女性向けファッションブランドの「ツモリチサト」とコラボし、コートやジャケットを発表した。保温性の高いファイバーパイルを使いながら、ツモリチサトが得意とする、かわいらしさを前面に出すデザインを採用した。アウトドアに興味の無い世代との接点も増やした。

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