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夏のベタベタ汗をサラサラ汗に 代謝高める筋トレ法 良い汗流す秘訣(下)

NIKKEIプラス1

2018/5/5付

続いて、腹筋群を刺激する。椅子に浅めに座り、骨盤を後ろに倒して背もたれに寄りかかる。片脚を胸に引き寄せるように引き上げてから、足先をすねの中ほどまで下ろす(片脚上げ)。1つの動作に4秒ほどかけて、繰り返す。両脚を同時に引き上げれば、強度も効果も増す(両脚上げ)。できるだけゆっくり下ろすようにすると、運動の効果がより高まる。

椅子に座って両脚を前に浮かし、伸ばしたまま上下をリズミカルに入れ替える(両脚クロス、30~50回程度)。運動中に腰が反らないように注意する。

移動の合間には、手荷物を使った筋トレで脇腹の刺激を。片手で荷物を持ち、脚を肩幅に開いて立つ。荷物を体に添わせるようにして下げながら、上体を同じ方向に倒し、直立姿勢に戻す(左右とも5~10回程度)。

いずれの運動も、少々きついと感じる程度が効果的だが、無理は禁物。自分の体調や体力に応じて選ぼう。

ここまでの運動は無酸素運動だ。締めくくりは、筋トレの観点からお勧めする有酸素運動として、室内の段差を使った昇降を。高さ5センチメートル程度の安定した台、または階段や縁石などを上り下りする(3~20分)。移動時に早歩きを意識するのもよい。

いつでもどこでもできる筋トレで活発な発汗を促し、さわやかな夏を迎えよう。

(早稲田大学スポーツ科学学術院 荒木邦子)

[NIKKEIプラス1 2018年5月5日付]

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