肩甲骨、自在に動かし軽快に 冬のこわばり楽しく解消タオルと棒使って体操

NIKKEIプラス1

次に、翼のイメージで腕を肩甲骨から動かす(写真上)。左手を左肩に添えて、肘で大きな半円を描くように、右の脇腹付近まで息を吐きながら動かす。続いて、肘を後方に移動する。息を吸いながら、肩甲骨と肘をできるだけ背骨に寄せるように弧を描く。右手も同様に、肘を左の脇腹近くまで動かす。前後5往復ずつ取り組もう。

最後は、棒を使う肩甲骨回し(写真上)。古新聞を細長く巻いて硬い棒状にする(体格に応じて長さ60~70センチメートル前後)。棒の両端に手を添え、片端ずつ前方に大きく回していく。パドリングのようにこぎ出すイメージだ。

慣れてきたら、棒を後ろに回してみよう。肩甲骨を背骨に寄せる働きが増して、肩甲骨の動きがより大きくなる。

肩甲骨を動かすと、周辺筋群が活発に収縮する。血流が促進され熱産量が増加し、冷え性の改善も期待できる。自分の肩甲骨を意識して、本来の自由度を取り戻してほしい。

(早稲田大学スポーツ科学学術院 荒木邦子)

[NIKKEIプラス1 2018年3月3日付]

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