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早春の乾燥肌、洗いすぎは避けて 化粧品使いに一工夫

NIKKEIプラス1

2018/2/10付 NIKKEIプラス1

写真はイメージ=PIXTA

冬から春への季節の変わり目は、肌荒れに悩む人が増える。肌が外部刺激に敏感になり、トラブルを起こしやすくなるためだという。そんな今こそ実践したいスキンケアを専門家に聞いた。

肌がカサカサに乾いて粉吹き状態になる。化粧品がしみる。ちょっとした刺激で赤みやかゆみが出る。季節の変わり目である早春は、そんな肌荒れの多発時期だ。よしき皮膚科クリニック銀座(東京・中央)院長の吉木伸子氏によると、トラブルの原因は「角質層のバリア機能が低下しているため」だという。

肌の一番表面にある角質層は、乾燥や紫外線などの外的刺激をブロックし、同時に肌内部の水分を逃さない役割を担う。こうしたバリア機能が正常に働くには、角質細胞のすき間をセメントのように埋めて細胞同士を密着させる「角質細胞間脂質」が十分にあることが必要だ。

早春の肌には冬の乾いた外気や室内の暖房による乾燥ダメージが蓄積。低気温が続いたあとの血行不良が加わり、角質細胞間脂質が減る。細胞の間がスカスカになると、本来のバリア機能が発揮されず、肌がさらに乾燥したり、刺激に敏感になったり、負のスパイラルに陥りやすい。

花粉が飛んで、紫外線が強くなり始める春先に向け、バリア機能を高めるスキンケアが急務といえるだろう。

まず見直したいのが、化粧を落とすクレンジングだ。「強すぎるクレンジングが、角質細胞間脂質の主成分であるセラミドを奪う原因になる」と吉木氏は話す。セラミドは細胞のすき間を埋めるだけでなく、水分をはさみ込んで保持する重要な保湿成分だ。

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