眼鏡、お湯洗いはNG たたむのは左から

NIKKEIプラス1

ネジは定期的に締め直そう。目安は眼鏡を傾けると自然とつるが落ちる状態のとき。フレームのネジは小さく、精密機器などに使う工具が必要になる。ホームセンターなどでも売っているが、眼鏡店へ行けば締め直してくれる。

■置くときは上下を逆に

日々の扱い方にも注意点がある。特にたたみ方や外し方、置き方には気を配りたい。

東京眼鏡専門学校(東京・新宿)校長の林光久さんは「眼鏡をたたむときは必ず左のつるから閉じて」と強調する。眼鏡は構造上、右のつるから閉じると左のつるが完全に閉じず、浮いた形になってしまうからだ。

外す際は両手で持ち、真っすぐ外すのがいい。どちらか片方のつるを持って外すと一方が広がり、ズレが生じる。眼鏡が斜めになってしまうのも、外し方が主な原因だ。

机の上などに眼鏡を置くときはたたむのではなく、開いたまま、上下逆に置くのがおすすめ。「支える点が多くなり、レンズやフレームの負担が少なくなる」と林さん。ちょっとした休憩時などには眼鏡をたたまず、そのまま逆に置くことを習慣づけたい。

直射日光が強い場所だと、フレームが変形してしまう。たとえば車中。極端に熱くなるが、運転時にかけるサングラスをそのまま放置してしまいがちだ。日が当たらない場所に収納するのがいい。

眼鏡をケースにしまう際は、眼鏡拭きを下に敷き、レンズが下になるように置く。ケースの中でもレンズが傷つくのを防ぐためだ。

服の袖でレンズを拭いたり、胸ポケットにそのまま入れたりするのも避けたい。林さんは「レンズの汚れはもちろん、傷によって見え方が変わってしまう。長持ちさせるためにも、雑多に扱うのは避けてほしい」と助言していた。

(田村匠)

[NIKKEIプラス1 2018年1月27日付]

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