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枕を洗濯するなら粉洗剤で カバーは毎週洗う

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NIKKEI STYLE

心地よい眠りに欠かせない枕。髪や顔など頭部が直接触れるだけに、においや汚れはカバーだけでなく、枕本体にも浸透している。干したり洗ったり。素材別に枕のケアをしよう。

「この枕、洗えるの? 洗えないの?」。西川産業まくら課の三宅皓大さんは、枕売り場を訪れた客から必ず聞かれるという。「素材選びで迷ったら、ほぼ全員が洗える素材を選ぶ」

枕のクリーニングを依頼する人も増えている。宅配クリーニング「リネット」を手掛けるホワイトプラス(東京・品川)では「2人に1人が布団と一緒に枕を送ってくる」(ふとんリネット・プロダクトオーナー、魚森敦史さん)。PM2.5による外干しへの懸念やダニ対策で布団をケアする人が増え、「布団だけでなく枕のケアへの関心も高まったのでは」とみる。

体温調整のため、寝ている間にはコップ1杯ほどの汗をかく。その汗は枕カバーを通し、枕本体にも吸い込まれる。水分が蒸発すると成分は濃くなり沈着。枕が湿気を帯びていればにおいやカビが発生する原因になり、ストレスとなって安眠を妨げかねない。

しかし30~60代の女性100人を対象にした西川産業の調査では、枕を洗濯したことがある人は22%だった。「清潔にしたいけど洗うのは大変で面倒だからでは」と三宅さんは分析している。

枕のケアは、本体の素材で決まる。洗濯表示に従うのが一番だが、一般に、洗える素材の代表は、中が空洞になっている形状のパイプ。通気性がよく、弾力や復元力がある。繊維状や粒状に加工した弾力性のあるポリエステル製の綿や、ポリエチレンの大きめの球体ビーズも洗える。

自分で洗うなら洗濯機よりも「形崩れしにくい手洗いがおすすめ」(魚森さん)だ。洗面台やおけに40度の湯を張り、粉洗剤を入れて濃度を均一にして準備する。

汗や皮脂汚れは弱アルカリ性の洗剤で

枕につく汚れは皮脂や汗で酸性だ。「皮脂が溶けやすい温度で、弱アルカリ性の洗剤にした方が枕の汚れは落ちやすい」(魚森さん)。一般的に粉洗剤は弱アルカリ性で、液体洗剤は中性が多い。洗浄力も粉洗剤の方が強めだ。洗剤の量は、箱などに分量表記があるので参考に。しっかり洗浄するため、20分ほどつけ置きした方がいい。

すすぎは洗濯機の力を借りる。枕本体を覆う布を保護し、形崩れしないようぴったりサイズの洗濯ネットに入れ、最も弱い設定で脱水を1分間。終わったら、おけで優しく押してすすぐ。水がきれいになり、泡切れするまで最低でも2セット繰り返す。

干すときは要注意。ぬれた枕をつるして干すと、形崩れするのでNGだ。形崩れを防ぐため、風通しのよい日陰で平干ししよう。時々裏返し、水を含んだ素材が偏らないよう形を整える。完全に乾くまで「3日以上かかると思った方がいい」と魚森さん。工場の乾燥室でも温風を送り続けて2日かかるからだ。

素材や天候によって、乾燥する時間は変わってくる。干している間は使えなくなるので、枕を複数持ち、気分や体調で使い分けながらケアをするとよさそうだ。

どんな素材でも、枕カバーは頻繁に洗いたい。三宅さんは「1週間に1回ぐらい」、魚森さんは「下着と同じで毎日でもいいくらい」と話す。

ソバ殻は天日干し 羽毛やビーズは陰干し

洗えない素材の枕はカバーを頻繁に洗濯し、本体は干す。ソバ殻は虫対策として天日で干し、他の素材は繊細なので陰干しする。直射日光を当てると、紫外線で本体を覆う布が劣化しやすい。窓の近くやベランダなど風通しのよい窓の近くでネットに入れてつるすか、網の上に置き上下の通気性を確保する。羽毛は洗えるタイプもあるが自宅では難しいため、クリーニングに出すのがおすすめ。枕の本体にある洗濯表示に従おう。

手間をかけない枕ケア商品も登場した。西川産業の「ピロケア」(3780円)は朝起きてから枕を入れ、夜取り出すだけで消臭・除湿ができるという。

枕は素材が劣化するため、2~4年の耐用年数がある。ここ数年は心地よい眠りを求め、好きな素材を組み合わせて自分用にカスタマイズするなど、高価な枕が人気を集める。快眠のためにも、お気に入りの枕を清潔にするケアを取り入れよう。

(畑中麻里)

[NIKKEIプラス1 2017年11月18日付]

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