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プレゼンで頭真っ白? 自分のことより、聞き手を意識

NIKKEIプラス1

2017/11/11付 NIKKEIプラス1

PIXTA

 仕事のプレゼンテーションや発表会で人前に立つ機会が増えるこの季節、あがり症で悩む人が多くなる。うまく話せない、頭が真っ白になるといった困りごとの背景を知り、自分らしく振る舞うコツを身につけよう。

 プレゼンや会合のスピーチ、習い事の発表会――普段通りに落ち着いて臨みたいが、大勢の人の視線を浴びると心臓はドキドキ、声は上ずり、手まで震えてくる。

 なぜ人はあがるのか。精神科医で慶應義塾大学医学部非常勤講師の水島広子氏は「失敗したらどうしよう、人からどう思われるだろう、といった不安と緊張で交感神経が高ぶる。目の前の相手ではなく、自分自身に過度に集中した状態」と説明する。

 逆に自分より相手に集中できるようになると、あがらずにすむという。自分の話が伝わっているか、気持ちよく聞けているかなど、相手の様子を優先的に考えよう。あがりやすい人向けに、水島氏は3つの課題を提案する。

 まずは人前に立ったとき、きちんとあいさつをする。「顔が多少引きつってもよいから、ほほ笑むことができれば上出来。口角を上げるだけでリラックスできる」と水島氏。緊張すると表情が硬くなり、気難しく見える。笑みがあれば見ている側も安心し、場も和む。

 続いて、自分があがっていることをあえてさらけ出す。緊張を隠そうとすると、ますます緊張するからだ。「あがってうまく話せないかもしれませんが、精いっぱいやります」「以前、プレゼンで失敗をしまして…」といった言い訳を前向きに使ってみよう。

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