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5分で靴磨き ブラシを使い分け、ほこり除去を丹念に

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NIKKEI STYLE

慌ただしい時間に汚れやキズに気づくことが多く、つい先延ばしになりがちな靴磨き。時間を短縮して作業のハードルを下げ、常にツヤを保つ方法を探った。

 革靴のお手入れ術を動画で紹介した「基本のキホン! お気に入りの『革靴』をお手入れ!」「どうする!? 濡れてしまった革靴のお手入れ 」もあわせてご覧ください。




大きな空港や百貨店で見かける有料の靴磨きサービス。プロが手がけるだけに美しいツヤが得られるものの、数回履けば再び汚れてくる。履くたびに磨くのは高くつくし、自宅の近くに磨いてもらえる場所があるとは限らない。

一方、自分で磨けば費用は抑えられるが、クリームを塗る作業など面倒でなかなか取り組めない。大半の人は靴磨きの方法をきちんと習う機会はほとんどなく、何をどこまでやればいいのか分からないことが余計にハードルを高くしている。

クリームはコーヒー豆1、2粒分でいい

プロが薦める靴磨きは簡単だ。靴用品メーカー、コロンブス(東京・台東)の研究担当、楡井智子さんはビジネスシューズの手入れについて「手順をしっかり踏めば、ある程度本格的な靴磨きでも1足5~10分で済む」と話す。

ポイントは、ブラシを使い分けること。まず用意するのは馬毛のブラシ。靴ひもを外し、つま先を下に向けて一定方向にブラシをかけ、汚れを落とす。

馬毛を使うのは柔らかくコシがあり、縫い目などに詰まったほこりを取り除きやすいためだ。このとき靴の形崩れを防ぐシューキーパーを入れておくと、甲の部分にできたしわが伸ばされ、確実に汚れを落とせる。やや高級とされる馬毛だが、店頭では千円前後で手に入る。

次に着古したTシャツなど表面が滑らかな綿製の布を指先に巻く。液体のクリーナーをつけ、古い靴クリームを落とす。化粧前にメーク落としをするのと同様、重要な作業だ。これを省くと汚れを塗り込んでしまうことになる。

 その後、革を柔らかくして色を補うクリームを塗る。重要なのはつけすぎないこと。つま先やかかとなど部位ごとにたっぷり塗ってしまいがちだが「片方の靴でコーヒー豆1~2粒分もあれば足りる」。黒以外の靴はクリームの色選びに悩むかもしれない。その場合は「靴より色が薄いものを選ぶ」のが基本。色が濃いとクリームが靴のしわや傷に入り込んだときに黒っぽい線となって目立ってしまう。

ブラシは靴の色ごとに変える

塗り終わったら、再度ブラシをかける。今度は硬い豚毛を使い、摩擦熱でツヤを出す。余分なクリームを落とす作業も兼ねているので、濃い色と淡い色など靴の色ごとにブラシを分ける。最後に乾いた布でこすれば完了だ。

短時間とはいえ、靴ひもを外したりクリームを使ったりする作業は面倒と感じる人もいそうだ。実はクリームを使う靴磨きは「月に1回やれば十分で、毎日ブラシをかければツヤは保てる」という。同社企画部の武田哲緒さんは「靴磨きはブラッシングに始まりブラッシングで終わるといわれるほど、ブラシの役割は大きい」と説明する。

同社の社員はブラシを他の靴磨きの道具と分け、玄関のすぐ手に取れる場所に置いておくという。帰宅時に馬毛ブラシでほこりを取り、外出時に豚毛で軽く磨くようにすれば、わざわざ道具を出して磨く必要はない。

出張にはクロスとブラシの携帯を

家事アドバイザーの毎田祥子さんはさらに進めて「ブラシを置く場所や高さにもこだわって」と助言する。かがんだときちょうど真横にくる位置に置く。これなら忙しい朝でも動線に無駄が少ない。

靴の汚れが気になるのは帰宅時とは限らない。舗装されていない駐車場を歩くような場面は、出張や遠出をしているときの方が多そうだ。靴の汚れで気後れしてしまうと大事な商談に支障を来す。とはいえ、家にある道具をすべて持っていくことはできない。

こんなとき、コロンブスの楡井さんが薦めるのは馬毛のブラシと磨き用クロスのセット。クロスはホテルに置いてあるような紙製のものもあるし、専用のスポンジを使うこともできる。同じセットを職場に置いておけば、通勤中に付いた汚れも簡単に取れる。クロスが用意できないならブラシだけでもいい。「溶剤のにおいもしないので、周りの目を気にせずに使える」

靴磨きはちょっとした手間で印象が大きく変わる、費用対効果の大きい投資。無理なく磨ける仕組みを確立し、快適な毎日を過ごそう。

(小山隆史)

[NIKKEIプラス1 2017年11月11日付]

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