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5分で靴磨き ブラシを使い分け、ほこり除去を丹念に

NIKKEIプラス1

2017/11/19 NIKKEIプラス1

馬毛ブラシで、ほこりを落とす(東京都台東区のコロンブス)=岡村 享則撮影

慌ただしい時間に汚れやキズに気づくことが多く、つい先延ばしになりがちな靴磨き。時間を短縮して作業のハードルを下げ、常にツヤを保つ方法を探った。

革靴のお手入れ術を動画で紹介した「基本のキホン! お気に入りの『革靴』をお手入れ!」「どうする!? 濡れてしまった革靴のお手入れ 」もあわせてご覧ください。




大きな空港や百貨店で見かける有料の靴磨きサービス。プロが手がけるだけに美しいツヤが得られるものの、数回履けば再び汚れてくる。履くたびに磨くのは高くつくし、自宅の近くに磨いてもらえる場所があるとは限らない。

一方、自分で磨けば費用は抑えられるが、クリームを塗る作業など面倒でなかなか取り組めない。大半の人は靴磨きの方法をきちんと習う機会はほとんどなく、何をどこまでやればいいのか分からないことが余計にハードルを高くしている。

■クリームはコーヒー豆1、2粒分でいい

プロが薦める靴磨きは簡単だ。靴用品メーカー、コロンブス(東京・台東)の研究担当、楡井智子さんはビジネスシューズの手入れについて「手順をしっかり踏めば、ある程度本格的な靴磨きでも1足5~10分で済む」と話す。

ポイントは、ブラシを使い分けること。まず用意するのは馬毛のブラシ。靴ひもを外し、つま先を下に向けて一定方向にブラシをかけ、汚れを落とす。

馬毛を使うのは柔らかくコシがあり、縫い目などに詰まったほこりを取り除きやすいためだ。このとき靴の形崩れを防ぐシューキーパーを入れておくと、甲の部分にできたしわが伸ばされ、確実に汚れを落とせる。やや高級とされる馬毛だが、店頭では千円前後で手に入る。

次に着古したTシャツなど表面が滑らかな綿製の布を指先に巻く。液体のクリーナーをつけ、古い靴クリームを落とす。化粧前にメーク落としをするのと同様、重要な作業だ。これを省くと汚れを塗り込んでしまうことになる。

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