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「白髪染め」は源平の世から オヤジ記者が茶髪に挑戦 脱ごま塩で「渋イケメン」誕生

NIKKEIプラス1

2017/11/11 NIKKEIプラス1

一本、また一本。気がつくと白髪が増えている。放置する、または黒く染めて隠すという人が男性では多かったが、最近はグレーや茶色に染める人が増えている。ごま塩頭の記者(54)も、人生初めての「染め」に挑戦した。

白髪が生え始めたのはいつだったか。今では思い出せないくらいの量になり、どうしていいか分からぬまま、ごま塩頭になっていた。こんな記者に男性化粧品大手のマンダムは、入浴時に白髪をグレーに染めるカラートリートメント商品を薦めてきた。グレーは白髪になじむ色だ。同業他社もグレーに染めるヘアケア商品を販売している。

■「おしゃれ染め」で「渋さ」かもす

さっそく自宅で試した。シャンプー後、タオルで水気を取る。チューブから焦げ茶色の成分を手に取り、白髪の部分を中心に髪全体に塗布。5分間放置した後にすすいだ。

使い始めて5日目の朝、男性の同僚に染まり具合を尋ねる。「前髪の部分がグレーになっている。白髪が目立たなくなった」と驚かれた。週に2、3回トリートメントすると髪全体がグレーになった。

染めてはいないもののグレーヘアの吉川晃司さんが脳裏をよぎる。黒く染める「白髪染め」ではなく、グレーにする「おしゃれ染め」で吉川さんに1センチほど近づいた気がした。「渋さや成熟を醸し出そうとする中高年男性が増えている」(マンダムの担当者)

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