変わりたい組織と、成長したいビジネスパーソンをガイドする

会員登録をすると、編集者が厳選した記事やセミナー案内などをメルマガでお届けしますNIKKEIリスキリング会員登録最新情報をチェック

野村ホールディングス(HD)の永井浩二グループ最高経営責任者(CEO、58)は入社後、高松支店に4年間勤務した後、本店営業部に抜てきされた。

野村は若手を積極登用する「キープヤング」が徹底していました。20代の終わりに本店営業部で「課長席」と呼ばれる課長級になり、部下を6人持ちました。営業がどれだけ稼げるかという競争が全ての時代でした。でも課長席になって今までのやり方ではダメだと気付きました。

株や投資信託をただ売るのではなく、いかにお客さまの資産を守りながら投資してもらうのか。顧客との信頼関係を築けなければ、いけないと感じました。

営業支店に行くと、「課長席になったらどうしたらいいですか」と聞かれます。私は「部下を自分色に染め上げていいんだよ」と答えています。ただ「部下があなたと同じ年齢になった時、今のあなたより上のレベルになるように育てよ」とも伝えています。

1988年に従業員組合専従に。後半は委員長を務めた。

それまでは男ばかりの社会でした。ところが組合は違います。立場も価値観も異なる1万3000人の老若男女の組合員をまとめなければいけないのです。

新着記事

Follow Us
日経転職版日経ビジネススクールOFFICE PASSexcedo日経TEST

会員登録をすると、編集者が厳選した記事やセミナー案内などをメルマガでお届けしますNIKKEIリスキリング会員登録最新情報をチェック