職場で「瞑想ストレッチ」 集中力を高めるワザ

奥田さんがビジネスパーソンによく勧めるのは、ストレッチを組み合わせた「マインドフルネス・ストレッチ」。イスに座ったまま、腹式呼吸で呼吸を整えてから、肩をゆっくりと回すだけの簡単なものだが、通常のストレッチと違うのは、肩を回しながら骨、皮膚、筋肉などの感覚に意識を向けること。そうすることで、ストレッチによる体や脳のリラックス効果のほか、集中力もアップするという。

マインドフルネスは自分の五感を使って意識を集中させていくため、歩行や食事、深呼吸など様々な動作と組み合わせることが可能だ。

集中力は高めたいが、トレーニングや習い事は苦手という人には、別の方法もある。

神経内科医の米山公啓さんは、「脳は複数のことを同時進行で処理するのが苦手なので、目や耳から入ってくる余計な情報を遮断し、処理する情報を絞れば、集中力はかなり増す」と指摘する。

脳への「情報遮断」も有効

米山さんによると、作家がよくホテルの一室に自分を缶詰め状態にしたり、スポーツ選手が本番前に音楽を聴いたりするのは、いずれも不要な情報を遮断して集中力を高めるため。「特に、アイデアをひねり出すような作業の時に、この方法は有効。オフィスでも、可能なら不要な視覚情報や聴覚情報を遮断できる静かな環境で作業したほうがよい」とアドバイスする。

固定席のないフリーアドレスの職場なら、仕事により集中できる席を選べば、効率は一段と上がる。

今こそ始める学び特集
ブックコーナー ビジネス書などの書評はこちら
注目記事
今こそ始める学び特集
ブックコーナー ビジネス書などの書評はこちら