「手皿」はダメ 恥をかかない和食のマナー

講座に参加した30代女性は「会食の場では、自分のマナーを見られていると感じる。会食はビジネスには欠かせないので、学ぶ機会ができて良かった」と満足そうだった。

主催したヒロコマナーグループ代表の西出ひろ子さんは「食事はコミュニケーションの場。マナーは相手に対する思いやりを形で表すものなので、柔軟に周りに合わせて変化させることも求められる」という。マナー違反と分かっていても、目上の人に振る舞いを合わせなければならない場面もあれば、場の雰囲気によってくだけた対応を求められることもある。ただ、「基本を知らないと臨機応変に対応することもできない」だけに、基本マナーの重要さを強調する。

食材に季節を感じ、器の模様ひとつにも、もてなしの心を読み取る和食。マナーを身に付け、楽しむ心を持てば、会食の強い味方になりそうだ。

(ライター 李 香)

[日本経済新聞夕刊2017年8月28日付]

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