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残暑厳しいこの時期、通勤するだけでも身体が汗ばむ。不快感を減らす上で重要な役割を担うのが肌着だ。ただ、選び方を間違うと、かえって周りに違和感を与えることもある。仕事の現場に適した肌着の選び方を探った。

襟や袖が切りっぱなしなので、ワイシャツの下に着ても目立たない

襟や袖が切りっぱなしなので、ワイシャツの下に着ても目立たない

ワイシャツの下に、肌着を着るべきかどうか――。人によって意見が分かれるところだ。メンズファッションの歴史において、ワイシャツは欧州などではもともと下着だった。だから今でも素肌に直接着るという人もいる。

だが、欧州と日本では気候が違う。秋冬は気にならなくても、高温多湿な日本の夏において素肌にワイシャツを着ると、汗染みができたり、汗の臭いが残ったり、汗で肌が透けたりと様々な問題が生じる。服の傷みも早くなる。

進化した肌着、着れば涼しく

こうした問題を防いでくれるのが肌着だ。肌着を着ることで生地が重なり暑さが増すのではと思う人もいるかもしれない。ただ、最近の肌着の進化は著しい。着た方が涼しく快適だと実感している人は男女問わず増えている。

グンゼが2016年夏に15~69歳の男性1450人を対象に実施した調査では、93%が上半身に肌着を着るとの結果が出た。

ただ、上に何かを着る肌着ながら、ビジネスの場においては本人の快適さだけでなく周囲への配慮も必要だ。クールビズが定着し、夏はワイシャツ姿で過ごす時間も多くなっている。肌着にどう気を配り選べばいいか。

まずは素材。吸汗・速乾機能や防臭・消臭機能がつき、薄手で上に着る服をきれいに見せるものが良い。グンゼで男性下着ブランド「SEEK」の開発を手がける武安秀俊さんは「汗かきを自認するなら、汗染みを防ぐ素材を使ったものを選ぶといい」と助言する。

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