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こんまり流×思い出と向き合う 残すモノ飾って生かす

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NIKKEI STYLE

片づけコンサルタント、近藤麻理恵さんの「こんまりメソッド」。今回は思い出の品の片づけ方について。難易度が高いジャンルだけに、片づけの最後に手掛けるのが正解だ。

棚の奥に眠る日記帳や手紙、袋にバサッと入れっぱなしの写真。処分しようと取り出したものの、思い出にふけるだけで時間が過ぎ、結局元の場所にしまい込む。そんな経験のある人は多いだろう。

思い出のモノはどれも大切だから捨てられない、と多くの人が感じる。しかし衣類、本、書類、小物類と順を追ってときめきの判断力を磨いてくれば、難関の思い出品も驚くほど選べるようになっている。それが「ときめき片づけメソッド」だ。

困って奥の手 実家送りはNG

日本ときめき片づけ協会の安藤貢代表によれば「思い出系の片づけは、やりたくなった日が吉日。無理なタイミングで取りかかっても、手放すことはできない」という。困った揚げ句に丸ごと実家に送る人もいるが、これは禁じ手。送ったら最後、その箱が解かれることはまずない。

どうしても捨てられないなら堂々と取っておけばいい。「ときめくから残す」という今の自分の判断を信じよう。きちんとモノに向き合っていれば「お役目終了」を感じる機会は必ず来るというのがこんまり流。そして「残すモノはきちんと未来に生かす」。残すと決めたなら、いつでも振り返ることができるよう、しまい込まずにきれいに取っておく。「とりあえず保管する場合も、思い出ボックスやコーナーを作り、丁寧に扱おう」と安藤さんは助言する。

例えば子どもの作品。写真に撮ってから処分するなどの方法もあるが、残すなら作品を飾るコーナーを明確に区切って設けよう。その作品を満喫すれば、感謝の気持ちと共に手放せるようになるという。学生時代に憧れたスターの写真集やポスターも同じだ。押し入れの奥にしまい込んだままではダメ。「今でもときめくなら、ぜひ飾りましょう。最高のパワースポットになります」(安藤さん)

セーラー服 着て踏ん切り

学生時代の通信簿や文集、社会人になってからのスケジュール帳などは、印象的な1つだけを残しておくというのも一つの方法だ。中にはセーラー服が残っている人もいるが、いっそ着てみて思い出に浸るという荒技も。鏡に映る現実を見れば、踏ん切りが付きそうだ。

つきあった人からのプレゼントやおそろいの服、一緒に行った旅行の思い出がつまった品……。思い入れなく普段使っているなら構わないが、新たな縁を望むなら、基本的には「すてきな思い出をありがとう」と感謝して潔く処分する。

ぬいぐるみや人形は捨てにくいという人も多いだろう。ゴミ袋に捨てることに抵抗があるときは、いつもよりちょっと丁寧に扱おう。ゴミ袋ではなく紙袋に入れるなどひと工夫してみよう。気持ちが落ち着くはずだ。

日記や手紙なども、今でもときめくものだけを残そう。死後に見られたら恥ずかしいものはこの機会に捨てる。改めて読んで心が温かくなったり、励ましてくれたりするような手紙は、堂々と残そう。

総仕上げは写真や画像だ。ネガフィルムは全捨て、同じ絵柄や見てもピンと来ない風景は捨てるのが基本。ポイントは捨てるものではなく「残すもの」を選ぶこと。自分の写りがいいものだけ残すのでもいい。残しながら年代別に並べていくと、自分史を作るようで楽しくなる。ときめくアルバムに仕上げよう。

「家族写真なら何代か後の子孫が楽しめるような系譜アルバムにするのもいい」と安藤さん。残すなら生かすことを考えよう。

安藤さんは父の没後3年間、遺品に手をつけられずにいたという。学校で被服を学ぶ親戚が見かねて、父のトレードマークだったシャツを使い、クッションカバーと額縁入りの作品にしてくれた。そのとき「ここまで思い出を残せればいいか」と心の踏ん切りがつき、遺品整理ができた。残すものを徹底的に活用する意義は大きい。

[NIKKEIプラス1 2017年7月1日付]

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