チョコナッツビスコッティ
初めて食べる人は「かたい!」と驚くかも。でも、コーヒーなどと合わせて食べるとおいしくて、また食べたくなる印象深いお菓子です。
生地をひとかたまりで焼き、切ってまた焼く2度焼きが特徴。ラフに作れますが、生地をギュッと押してまとめるのが唯一のポイントでしょうか。約1週間もつので、飲みものと一緒のプレゼントにもすてきです。
・A(薄力粉100グラム、ココア<ピュア>大さじ2、ベーキングパウダー小さじ1/3、砂糖50グラム)
・とき卵1個分
・サラダ油大さじ1
・ナッツ80グラム(アーモンド・くるみなど。ロースト済み・食塩不使用のもの)
・板チョコレート(ブラック)50グラム
作り方(調理時間90分)
<準備>ナッツは7~8ミリ角にきざむ。チョコも同じ大きさに切る。
(1)Aを合わせ、こし器でボールにふるい入れる。とき卵、サラダ油を順に加え、ゴムべらで混ぜる。ボソボソとして粉が少し残っているところで、ナッツ、チョコを加えて混ぜる。
(2)手で生地をにぎるように押しつけてひとつにまとめ、クッキングシートの上にとり出す。手で押さえながら、厚さ1センチ、7×24センチほどの長方形に整える。シートごとオーブン皿にのせる。
(3)オーブンは電気なら170度(ガスなら160度)に予熱し、(2)を入れて20分焼く。
(4)とり出してあら熱をとってから、まな板にとり、幅1.5~2センチに斜めに切る。切り口を上にして再度オーブン皿に並べる。
(5)150度(ガス140度)のオーブンで約30分焼く。オーブン皿の上でそのままさます。
ひとくちメモ
ビスコッティとは イタリアのビスケットのこと。トスカーナ地方で作られるとてもかたいビスケットをさす場合が多く、また、ビスコッティには"2度焼き"という意味もあるようです。本場では、これを甘いワインやエスプレッソにひたして食べます。
(ベターホームのお料理教室 写真は大井 一範)
[NIKKEIプラス1 2017年2月11日付]
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