自販機もSL調 JR高崎駅、撮影人気で売り上げ増エスカレーターも装飾、旅行気分盛り上げ

高崎駅ホームに設置された「SL調自販機」
高崎駅ホームに設置された「SL調自販機」

JR高崎駅に設置された2台の「SL調自動販売機」が人気を集めている。中身はペットボトルや缶入りの飲料が買える普通の自販機だが、全体を黒くラッピング。蒸気機関車(SL)の部品のイラストや、所属機関区である「高崎」を示す文字をあしらっている。

東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎支社が企画し、駅構内の自販機を管理するJR東日本ウォータービジネス(東京・渋谷)が実際の装飾を手がけた。自販機にSLの装飾を施すのは初めてで、SL独特の色合いや雰囲気を出すのに「相当苦労した」(JR東日本高崎支社)。9月末にお目見えした。

エスカレーターの壁には、SLの写真やイメージが施された(高崎駅)

設置場所は休日を中心に運転するSL列車が出発する高崎駅の2.4番線ホーム。撮影対象として人気があるばかりでなく、売り上げ自体も前年同月に比べ1割程度増えたという。このホームと改札フロアを結ぶエスカレーターの壁にもSLの写真やイメージが装飾され、旅行気分を盛り上げている。

JR高崎支社が運行する2台のSLは群馬県の重要な観光資源の一つ。駅に隣接するJR系のホテルメトロポリタン高崎には今秋、壁をSLの写真でラッピングした特別室も登場している。JR高崎支社の大友信介営業部長は「今後も鉄道をきっかけに魅力ある高崎を作るべく取り組んでいきたい」と話す。

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