大判マフラー・チーフ… 男の着こなし、今冬は立体感ウォームビズはVネックセーター

「濃い色、淡い色、差し色など何種類か色をそろえておけば、その日の気分や会う相手によって印象を変えられる。着こなしも楽しくなる」(吉田さん)。具体的には濃い色は黒や紺、チャコールグレー、薄いグレーや水色といった淡い色、差し色はラベンダーやパープルがお薦めとのことだ。

保温にはスリーピースのベストも使えるが、堅苦しさからかあまり人気がない。セーターに代えてカーディガンを着るのは、デザイン上、スーツの上着のV開き部分や、ボタンの位置とのバランス取りが難しくなるため、おしゃれ上級者向けだという。

立ち居振る舞いへの気配りも大切だ。ビジネスイメージコンサルタントの城戸景子さんは「冬に限らないがスーツのボタンは座る時外し、立つ時に留めるのが基本。分かる人には分かるルール」と指摘。耳の痛い男性が多そうだ。

脱いだ後の扱いが厄介なコートは、「訪問先の玄関前で脱いだら、肩を合わせて裏返した中表の状態で腕にかける」ことを提案する。外のほこりも持ち込まず、服のしわも抑えられる上、見た目もスマートだ。「ビジネスの場で服装はおしゃれより身だしなみ」と城戸さんは基本原則を忘れないよう指摘していた。

(ライター 村樫 裕理子)

[日本経済新聞夕刊2016年11月7日付]

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