検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

音楽アプリ、ライブ感覚 有名会場の音響を再現

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

 この曲を東京ドームで聴いたらどうだろう――。有名なライブ会場の音響特性に合わせ楽曲を再生したり、聴くシチュエーションを模したりする音楽アプリが登場している。ライブや音楽フェスに行けなくても、スマートフォン(スマホ)で臨場感を楽しめる。聴き慣れたお気に入りの曲を、ひと味違ったアレンジで試してみては。

「券が取れなかったアリーナツアーの光景が目に浮かぶよう」。東京都内に住む男性会社員(31)はスマホに付けたヘッドホンで音楽を聴きながら、うれしそうに話す。無料のアプリ「リアルライブ」を使って、好きなアーティストの曲を再生している。ソニーグループのコンサートホール運営会社、Zeppホールネットワーク(東京・港)が4月から配信を始めた。

歓声や拍手選べる

東京ドーム、さいたまスーパーアリーナ、横浜アリーナ、国立代々木競技場第一体育館、Zepp東京……。アプリは全国11会場で響く音の特徴を反映して再生する。開発担当者がコンサートホールやイベント会場を渡り歩き、音響データを分析した。例えば東京ドームでは、音の響きが大きく聞こえる残響音が強めになっている。再現の度合いには自信があるようだ。

大歓声や拍手はライブの盛り上がりを左右する要素だ。このアプリでは4種類の歓声や拍手のパターンを用意し、自由に楽曲に乗せられる。歓声は「ロック」なら外国人中心、「ガールアイドル」なら男性中心になる。音質も、低音域重視やメリハリがあるなど4種類から、好みの演出を選べる。米アップルのiOSや米グーグルのアンドロイドが基本ソフトになっている端末で聴ける。

Zeppホールネットワークの事業運営支援室プランニングチーム、萩原要チーフプロデューサーは「ライブ会場に来ない人にも楽しんでもらいたい」と開発の意図を語る。

他の楽しみ方もある。楽器を演奏する人なら「自分が演奏した曲を録音してから再生すれば、有名会場で演奏している気分になれる」(萩原氏)。アプリで再現できる会場は続々と加わる予定だ。

音楽情報のネットサービスを手掛けるライブファンズ(川崎市)のアプリ「ライブファンズ」は、過去の公演の曲順通りに「コンサートホール」「ライブハウス」など、おおまかな会場の種類に分けて再現してくれる。例えばスマホにアルバムごと楽曲を保存していれば「10年前のツアーの東京ドーム公演が聴きたい」とアプリ上で指定すると、当時の曲順に自動で並び変わって再生する。登録されている公演数は18万件にもおよぶ。

好きな曲アレンジ

好きな1曲の楽しみ方を増やすアプリもある。「ライブユー」は、どんなシチュエーションで聴くか7種類から選べる(無料版)。歓声が入り音響が響く「満員ドームライブ」、あえて低音の響きを少なめにしてラジオ放送の味わいを出す「壊れかけのレディオ」、女性の歓声を多くして体育館で聴いているような「女子高生文化祭」といった内容別にエフェクト(効果)をかけて再生できる。

120円の有料版はさらにクラシックホールのような「西日の差す教会」、強めの低音で迫力の出る「真夜中の映画館」など、3つのシチュエーションが加わる。サイバーエージェントグループのアプリ会社、グッドロイド(東京・渋谷)がiOS端末用に配信している。

高音や低音がはっきり出るような「イコライザー」や残響音「リバーブ」の強弱を自分で調整でき、シチュエーションと組み合わせられる。4月末時点で約15万ダウンロードを突破した。アライアンス事業部の田辺康樹プロデューサーは「1曲で何種類も違ったアレンジを楽しめることが好評」と話す。

スマホの性能が進化し、定額配信サービスも充実してきた今、音楽を聴く環境はますます良くなっている。音楽アプリを使えば、リフレッシュの効果も大きくなるかもしれない。

(企業報道部 中藤玲)

[日本経済新聞夕刊2016年5月19日付]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

関連キーワード

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_